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次の日、目が覚めたAは動きやすい服を着て髪を高く縛り、トレーニングルームに向かった。
もう既に訓練は始まっているようで、隊員達の声が聞こえた。中に入り、邪魔にならないように隅に座る。
すぐに武器を使った練習に入り、Aは内心やった！と喜ぶ。体術だけでは限界がある。武器の扱いも学ばなければならないが、イゾウさんは教えてくれなさそうだし、、、。
Aは集中して剣を使う隊員を目で追った。
みんな訓練に集中している、誰も気づかないだろう。
能力を使い、隊員の足さばき、剣の振り方、体のしなりまで全てをじっと見つめる。
訓練が終わる頃には目は疲れ、頭痛がしていた。
少し集中しすぎたかな、、と思い、トントンと頭を叩く。
マルコさんがこちらに向かってくるのが見え、Aは駆け寄った。
『マルコさん！すみません、見せて頂いてありがとうございました！！』
そう言うと、｢何でこんなもん見たいんだよい？｣と聞かれる。
『ただ強い皆さんがどんな訓練してるのかなって思っただけですよ、皆さんかっこよかったです！』
そう言い、行くところがあるのでとマルコさんの前から立ち去る。
向かった先は武器庫だ。
細身の剣を1つ持ち、振ってみる。
重い。想像していたよりも振りずらいな。
先程見た隊員の動きを思い出しながら、ひたすら剣を振る。
夜ご飯の時間になり、辞めてシャワーを浴びる頃には手には豆ができ、所々破れている。
使うか迷ったが、このくらいなら大丈夫かと能力を使って治す。
その夜は久しぶりに痛みに襲われた。
今回は短時間なので特に問題は無い。でも、
こんなに痛かったっけなあ、、。
そう思いながらAは眠りについた。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
