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『マルコさん！ちょっと待って！駄目です！そんな状態で動いたら！！余計に酷くなります！』
そう言っても全く聞いてくれない。
「ならお前の覚悟はそんなもんだって事だ。1番隊は諦めろよい。」
そう言われ、Aは黙る。
『ならせめて武器取りに行かせてください！服も！着替えるので！』
そう言うとマルコさんは素直に私を下ろしてくれた。
急いで部屋に戻り着替える。こんな事ならもうこの服を普段着にするべきかなあ、、なんて考えながらフェニックスを手に取り、急いで甲板へ戻ると1番隊のみんなとマルコさんが待っていた。
マルコさんは私の服装やフェニックスをみて少し驚いた顔をしたが、結局何も言わずに立ち上がる。
「じゃあ、始めるかよい。」
ほんとに、やる気なんだ、、。今更ながら、マルコさんと戦わなければならない事実が襲ってくる。
体調が悪いとはいえ白ひげ海賊団1番隊隊長。緊張が走り、フェニックスを握る手が少し震える。
やらなければならない。認めて貰わなければ。
ふぅーっと息を吐いて目を瞑る。
『お願いします。』
そう言って構える。
周りの1番隊隊員は何も知らなかったようで、慌てて離れる。
「おい、お前何してんだ！」
「マルコ隊長！？どうしたんですか！」
「無茶だ！A、やめとけ！」
そんな声が飛び交う。
「うるせえよい。黙って見てろ。」
マルコさんがそう言うとシィンとみんなが黙り込む。
次の瞬間、私は横腹にマルコさんの蹴りを受けていた。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
