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1番隊が見たいという私にマルコさんの眉毛があがる。
ビスタさんに５番隊へと誘われた時、心の中で引っかかっていたこと。
何となく、自分はマルコさんと一緒にいれるのだと思っていた。助けて貰ったあとも、ずっと面倒を見てくれている。
そんな優しさに、甘えていた。
今もこうして私のことを心配してくれる。 離れたくない。
私は、この人の元で戦いたい。
そんな思いが浮かび、子供みたいなワガママだなと少し自分に呆れる。
でも、自分がここだと思える場所を選べと言ってくれた。
それは、マルコさんの所だ。
『私、1番隊がいいです。』
もう一度、はっきりとマルコさんの目を見てそう告げる。
マルコさんは驚いたような困ったような顔でこちらを見る。
「1番隊は、前線で戦うことが多い。お前のような戦い方をするやつが入れば身がもたねえよい。」
そう言い放つマルコさんに
『でも、私は、、！』
みんなのためなら痛みなんて耐えられる、この能力が私の武器だと。そう言おうとしたがマルコさんに遮られる。
「駄目だ。1度、1番隊を見に来るのは許可する。だが入るとなれば話は別だよい。まずは戦い方をどうにかしろ。」
そう言うマルコさんはいつになく真剣な顔で、私はそれ以上何も言い返せなかった。
マルコさんは立ち上がり、下を向く私の目の前にしゃがみ、
「お前が心配なんだよい。」
と言って頭を撫でた。その顔はいつもの優しいマルコさんだ。
『分かりました、、』
そう言って私は立ち上がり、マルコさんの部屋を出た。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
