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スタスタと歩くビスタさんの後を追いかけてマルコさんの部屋に向かう。
『すみません、持って頂いてありがとうございます。』
とビスタさんを見上げると
「ああ、気にするな。少しからかってやろうと思っな、、」
となんだか楽しそうにしている。
マルコさんの部屋につき、ビスタさんがドアをノックしながら
「マルコ、飯だ。」
と声をかけると中からドアが開く。
「ビスタ？？すまないねい。
お前が持ってきてくれるとは珍しい、、」
と言いながらお盆を受け取りる時に私の方を見る。
「おお、A？どうした、ビスタに隠れて見えなかったよい。」
と少し驚いている。
『あ、私は』「私が夕飯に誘ったんだ」
返事をしようとするとビスタさんの言葉に遮られる。
「お前が？」
と怪訝な顔をするマルコさんにビスタさんは
「ああ、今日はずっとAと居たからな。夕飯も私から誘った。」
と平然と返す。
驚いているマルコさんには目もくれず、私に向き直ったビスタさんはしゃがんで私の手を取り、
「今日は楽しかったよ。また何かあればいつでも私の部屋に来なさい。いつでも手取り足取り教えてあげよう、、。」
とニヤッと笑った。
そして、そのまま私の手を引いて体をぐっと引き寄せ、
「私の所に来ることも忘れずに考えてくれよ？」
と言って立ち上がる。
また私の頭をふわっと撫で、立ち去ろうとするビスタさんに
マルコさんが「おい！ちょっと待てよい！」
と声をかけるがビスタさんはヒラヒラと手を振って自分の部屋に戻ってしまった。
取り残された私にマルコさんはハァ、とため息をつき、
「説明してくれよい」
と部屋のドアを開けた。
私もあれでは何だか誤解されているのではと心配になり、
『はい、、』
と素直に応じてマルコさんの部屋に入った。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
