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食器を返したあと、食堂を出ようとすると誰かとぶつかった。後ろにひっくり返りそうになり受身を取ろうとしたがその前にビスタさんのたくましい腕に助けられる。
『ビスタさんすみません、、』と腕から抜け出す。
「お！Aか！！悪いな！！大丈夫か？」
ぶつかった声の主はサッチだった。
『サッチ！どっか行ってたの？』
と驚いて見るとサッチは腕いっぱいの荷物を持っている。
「おう！ちょっくら買い出しだ！！この船じゃいくら食糧があっても足りねえからな！！」
と笑うサッチ。
後ろにも4番隊のみんなが食料をたくさん抱えて倉庫に運んでいた。
『大変だね、、』
とビスタさんと2人で少し手伝う。
荷物を運び終えた後、
「2人ともありがとな！！」
とサッチはビスタさんにお気に入りらしい酒を、私にクッキーをくれた。
『ありがとう！！』
とお礼をいうとサッチはおう！と笑ってくれる。
ビスタさんはというと最初からこれが目当てだったらしい。もう瓶の蓋を開けている。
改めて食堂を出ようとするとサッチに呼び止められた。
「A！忘れてた！マルコに飯持って行ってやってくれねえか？？アイツこの島着いてから島にも降りずにずっと書類片してんだ、」
とお盆に乗った山盛りご飯を渡される。
『え？いいけど、、、う、重ぉ、、、』
とお盆を持つと、ビスタさんがひょいっとお盆を取り上げる。
「途中まで持ってやろう。」
そう言ってスタスタと歩いていく。
「おお、ビスタありがとな！珍しいこともあるもんだ」
と驚くサッチ。
『え、あ！ビスタさんちょっと！サッチごめん、またね！』
とビスタさんを慌てて追いかけるとサッチはありがとな〜と見送ってくれた。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
