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1度シャワーを浴びた後、ビスタさんと食堂に向かう。
みんな島に食べに出ているので食堂も人はかなり少ない。
2人で食べながら話す内容は専ら剣の話ばかりだ。
ビスタさんも能力者で、二刀流の剣士。
マルコさんより2歳年上らしい。
「剣を使うやつは多いが最近はみんな体が訛っている。
Aのような優秀な奴がいれば他のやつの刺激にもなるだろうな、、」
と笑うビスタさん。
ビスタさんは何と言うかとても紳士的で、ハルタさんが王子様だとすれば、ビスタさんは男爵のようなイメージだ。
なんと言っても身長が私の2倍以上あるのでとても高い。ずっと顔を見あげる形になって首が痛い。
戦う時も体の大きさはかなりのハンデになる。
ビスタさんの戦い方には憧れるが、私は参考には出来ないな、、と思いながら笑い返すと
「どうだ、５番隊に来る気はないか？？」
といわれる。
『えっっ？？』
きっと間抜けな顔をしている私を見てククッと笑いながら
「私の隊に来ないかと言っているんだ、」
ともう一度言われた。
『５番隊、、ですか、、』
と返事に困っていると
「５番隊は私が隊長故に剣を使う奴も多い。私の隊にこれば私も多くのことを教えてやれる。副隊長の座も用意しよう。」
どうだ？悪い話ではないだろう？と言われ、たしかに、、と考える。
『副隊長って私みたいな新人を勝手に置いて大丈夫なんですか、、？』
というと、
「副隊長は基本、隊長が信頼出来る奴を勝手に置くもんだ。今は副隊長が居る隊は少ないな。7番と8番と10番だけか？」
と教えてくれる。
考えに考え、結局
『少し考えさせてください、、』
と頭を下げると
「悩ませて悪かったな、まあAのしたいようにすればいい。俺はいつでも歓迎しよう」
と優しく頭を撫でてくれる。大きな大きな手がフワッと髪を撫でる感触に『、はい、、』と片目を瞑ってビスタさんを見ると
「フフフ、、そそる顔で見つめるな。ただでさえ綺麗な顔をしているんだからな、男には気をつけなさい。」
と手が離れていく。
どういう意味だろう、、と思いながら
『分かりました(？)』
と返事をして、ビスタさんと食器を返すために立ち上がった。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
