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船に戻りレナと別れる。
みんな島に降りているのか、人はまだらだった。
自分の部屋まで歩いていると、ビスタさん、イゾウさん、ハルタさんとばったり会う。
『こんばんは！』
と挨拶をすると
3人とも｢おお｣だとか｢やあ｣とか返しながら、私の持つ剣を凝視している。
｢A！それ、剣？？買ったの！？｣
とハルタさんに聞かれ、
『これは島に降りた時に頂いたもので、、』
と言うと
3人とも｢｢｢ああ、ガルさんのとこか｣｣｣
と勝手に納得している。
｢ガルトンさんに会ったのか。それ、フェニックスだろう？
ガルトンさんが最後に作った剣だな。｣
ビスタさんが剣を見てそう言うので、
『え！？そうだったんですか！？ていうか、なんで皆さん知ってるんですか！！』
と驚く。
｢知ってるも何も、俺たちはこの島に来る時はガルトンさんに武器の手入れをしてもらうからな。
それにしても、フェニックスを貰うとは余程気に入られたな｣
とビスタさんに言われ、今日あった出来事を説明する。
｢なるほどね、、。
それにしても、これまた随分マルコ全開だな。｣
剣をまじまじと見ながらイゾウさんがそう言うので
『違っ！たまたまなんです！ほんとに！！』
と否定しながら自然と顔が赤くなる。
するとビスタさんが
｢その剣が目に入り、気に入ったんだろう？それならAがその剣を選び、その剣がA選んだってことだ。
まあ、少なからず、マルコが与えている影響もあるだろうがな。それも1つの運命ってことだ。｣
そう言うので、Aは
『なるほど、、(？)』と相槌を打った。
｢A、これから暇な時は稽古をつけてやろう。
体を動かしたい時は、俺の所においで｣
ビスタさんがそう言ってくれた。
あのビスタさんに稽古をつけて貰えるなんて、とても有難い。
『ありがとうございます！是非お願いします！』
と頭を下げると、ぽんぽんと頭を撫でられる。
ここの隊長さんは頭をよく撫でるなあ、、。
と考えながら、えへへ、、笑うと3人とも「じゃあまたな、」と笑って去っていった。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
