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お爺さんに着いて行った先には、古風な見た目の小さなお店だった。
ここ、何のお店なんだろう、、。まず、お店なの？？
看板も何も出ていない。外見では全く判断できない。
｢さ、入りなさい。｣
そう言われ、レナと少し不安になりながら入り口をくぐった。
『わぁ、、！！』
｢すごい、！！｣
外見では想像がつかないほど奥行きのある店内。
そこには剣、刀、斧、槍、弓、盾、そして銃やピストルまで、ありとあらゆる武器が並べられていた。
店の奥から椅子を出してきたお爺さんは私達を座らせ、自分もカウンターの手前にある椅子に腰掛ける。
｢さて、先程は助けて頂きありがとう。
改めて、私はここで武器を売っている。名はガルトンだ。｣
そう言ってお茶を出してくれた。
『ファルシュター・Aです。』
｢セレナです。｣
『凄い数の武器ですね、、！』
そう言ってキョロキョロと店内を見渡す私達をみて、ガルトンさんは｢フフ、、｣と楽しそうにしている。
｢A、君は何を使うんだね？｣
そう聞かれ、
『剣しか使ったことがありません、、』
と素直に話すと、ほお、、とガルトンさんはまた上から下まで私を眺める。
ガルトンさんは立ち上がり、近くにあった剣を私に渡す。
｢少し振ってみなさい。｣
そう言われ、困惑しながらも基本の姿勢から上、下、横に1本ずつ振ってみる。
ガルトンさんはなるほどな、、とぶつぶつ言いながら私から剣を取り上げる。
｢ふむ、、君は、、、そうだね。
刀身が長く、軽い物が体に合うかもしれないね、、｣
そう言われ、Aは驚いて答える。
｢どうしてそんなこと分かるんですか！？｣
ガルトンさんは｢伊達に何十年も武器屋をしてないよ、、｣と笑いながら言って、私を店の奥に連れていく。
｢この中から1本好きなのを選びなさい、、。
ああ、代金は要らないよ。お礼だからね。｣
『え、いいんですか！！？』
驚く私にガルトンさんは
｢ああ、これも何かの縁だ。君のような優秀な者にこそ使われるべきだからね、、｣
と目を細めた。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
