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船に荷物を置いたあと、レナとご飯を食べるためにもう一度街に戻る。
何を食べようか、と話しながら歩いているとオシャレな喫茶店が目に留まる。
｢A！！ここパンケーキあるって！！｣
そう言って目を輝かせるレナをみて笑いながら
『ここにしようか、』
と店に入った。
お好きな席にどうぞ〜と言われ、2人で奥にある二人がけのテーブルに座る。
横にはお爺さんが座っており、こちらを見てニコリと笑ってくれた。
Aも笑顔でぺこりと返し、レナとパンケーキを注文。
初めて見る生クリームの量に苦戦しながらもパンケーキを味わった。
ガシャン！
と店内に割れたような音が響く。
音の方をむくと、先程横に座っていたお爺さんといかにも柄の悪そうな大柄な男が立っている。
｢おいおい爺さんよぉ、どこ見て歩いてやがんだ！！
飲み物落としちまったじゃねえか！！服も汚れちまったぞ！｣
そう声を荒らげる男に、お爺さんは
｢避けたのにぶつかってきたのは君じゃないか、、｣
と言い返すが、男は｢あﾞぁ？｣とお爺さんの胸ぐらを掴む。
Aは男の手を払い、二人の間にはいる。
『ちょっと！！何してるんですか、急に手をあげて！』
そう言うと男は
｢そいつが悪いんだろうが！！｣
と凄んでくる。レナもこちらに来て、
｢私見てましたけど、貴方からぶつかりに行ってましたよね？｣
と言ってくれる。
男はカチンと来たのか、レナに向かって手を伸ばした。
｢うるせえぞこのアマ！！！｣
その瞬間、Aによって男は地面に叩きつけられる。
『家族に手、出さないでもらえますか？』
男に顔を近づけてそう言うと、
｢お、お前、、もしかして"シルバーウルフ"か、、！！｣
そう言われ、『さあ？』と返す。
男はわ、悪かった！！と言って店を出ていく。
お爺さんに『急に出しゃばってすみません、、』
と謝ると、
｢ありがとう、、助かったよ、、｣
と言って、Aを上から下までじーっと見た。
『あの、、？』
と言うと、
｢君、最近白ひげ海賊団に入った子だね？｣
と聞かれる。はい、と返すと
｢君にお礼がしたい。良ければ私の店に来なさい。
勿論そこのお嬢さんも一緒にね。｣
と言われ、レナとAは目を見合せる。
きっと悪い人では無いよね？
『｢ありがとうございます。｣』
と2人でお爺さんについて店を出た。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
