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モビーにたどり着く前に、手前の船の船員であろう海兵数人に取り囲まれる。
まずい、全方向から攻撃されると受けきれない。
左手で剣を受け止め、右からの攻撃を避けたがすぐに後ろから衝撃を受ける。
傷を治しながら攻撃を続けるが、どんどん血が流れ、体が痺れ始める。
海兵の1人を切り倒した時、右からの攻撃に気づかずまともに蹴りを入れられる。
『ゔぅっ！！！』
うめき声を上げて倒れ込むと、そこに海兵が斬りかかってくる。さっきの傷もまだ治ってない。だめだ、また斬られる、、！
目を瞑るが、痛みはこなかった。
目を開けるとそこには、、
『え、、、マルコ、、さん、、？』
両腕が青い炎で翼のように変化したマルコさんが立っていた。
マルコさんが5秒も掛からずに海兵を蹴散らす。
｢お前、、どうした！？、大丈夫かよい！！｣
マルコさんが私の目の前に座り込んで聞いてくる。
｢何で剣持ってこんなとこにいるんだよい！！！
しかもこんなに血まみれで、、どうした、どこ怪我したんだよい！？｣
肩を掴まれ、すごい形相で詰め寄られる。
『ちがっ、違うんですマルコさん！
私、1人で剣を扱えるように練習してて、、！！』
｢はぁ！？｣
『せ、戦闘員として！！！白ひげ海賊団に残りたかったから！！！』
そう叫ぶと、マルコさんはキョトンとした顔でこちらを見る。
｢戦闘員？？｣
『はい、あの、白ひげ様にお願いして、、』と説明しようとすると、ぐらりと視界が歪む。
『うぁ、、、貧血、、？』
頭を抑えて呻くと
｢やっぱりその血はお前のかよい！話は後だ！！｣
とマルコさんはすぐに私を抱き上げ、モビーへ連れて帰ってくれた。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
