八十三人目 ページ47
Aside
夜９時
俺は約束の場所に向かった
そこには男性が一人、ナイフ片手に立っていた
冷や汗が垂れる
足音に気づいたのかこちらに振り替える
シャオより明るい黄色、そして真っ白に光る瞳
まるで雷のように
どことなく懐かしさが込み上げてくる
ライ「やぁ、君が手紙の送り主、レオン？」
『初対面で呼び捨てされるって…俺、もしかしてナメられてる？』
ライ「ﾌﾊﾊｯ、ナメてないよw…そのオッドアイ、綺麗だね」
なんだ…？いきなり…
ライ「まるで化け物みたい」
『っ！！！』
_______________
「見ろよこいつの目！」
「何これぇ？気持ち悪ぅい！」
「オバケみたい！！」
『止めてよ……』
「うわ！化け物が喋った！！」
「近寄るなよ！」
「ねーねー！ママが言ってたんだけどね、こいつに近寄ると悪いことがおきちゃうんだって！」
「あ！俺のとーちゃんも言ってた！」
「こわーい！」
「あっちいこ！！」
『あ、まって…』
_______________
_______________
「どうしてこんな子が産まれてきたのかしら…」
肩を揺らして涙を流す母親
「どうしてお前は何も出来ないんだ！お兄ちゃんは出来るのに！」
殴る蹴られるの毎日
「僕に寄らないでくれ、僕まで化け物扱いされる」
毎日のように浴びられる罵声
憎かった、あの目が、父さんに似た黄色い目が
_______________
『っ！！』
俺は勢いよく頭を上げる
ライ「あ、思い出した？A」
『に…い…ちゃん…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリス(プロフ) - レンくんの曲が唐突に…w夜中見てて吹きました…w (2019年10月27日 0時) (
レス) id: 355b599172 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手総推し！ - 志麻さん…私の推しではないか…(歓喜) (2019年7月22日 16時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 歌い手出てくるのかよ！？いつのまに我々国に… (2019年4月28日 2時) (レス) id: 71570f5291 (このIDを非表示/違反報告)
（・(ｪ)・） - うしさせ！？ (2019年4月14日 13時) (レス) id: 7923e9b08a (このIDを非表示/違反報告)
りっちー*寝不足猫*(プロフ) - うしさせでてる!? (2019年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコチップメロンパン | 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月20日 11時
