【wrwrd!】拾った男は殺し屋だったⅡ 【男主】 (ページ17)

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六十四人目ページ17

グルッペンside

『…嫌われる女の特ちょーう！』

「「？？」」

女達は首を傾げる

『ひとーつ！香水がどぎつい奴ぅ！つまりは鼻がもげそうなくらい臭い奴ぅ！』

「「ﾋﾟｸｯ」」

『ふたーつ！すっげぇ媚び売ってくる奴ぅ！』

「「ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ」」

『みーーっつ！超付きまとってくる奴ぅ！』

「「ｲﾗｧ」」

『よーっつ！男を顔しかみない奴ぅ！』

「「ｲﾗｲﾗｧ」」

『いつーつ！見た目も性格もブスな奴ぅ！』

「ちょっと！なんなのよあんた！？」

「喧嘩を売っていいと思っているの？！」

「私の家庭は○○家！あんたなんかお父様に言えばすぐに地下行きよ！」

ドンッ！
Aが押される

ヒールなためバランスを崩して転んでしまった

「ｸｽｯ、いいきみよ！」

「「クスクス」」

俺はAに踏み寄って手をさしのべる

「ぐ、グルッペン総統様？そんな女ほっといて私とダンスをしましょう？」

「嫌！私とよ！」

Aは俺の手を取って慣れない足取りで立ち上がる

gr「うちの者が失礼…」

「「へ？」」

gr「だから、うちの…我々国の幹部が失礼なことをしました」

「嘘…か…！？」

gr「確かに…この者は少々言葉がなっておりませんでした…ですが…」

俺は女共を睨み付ける

gr「いくらここまでやることはなかったのでは？…あぁ、Aの言う通り、女は男に媚を売り、どんな手段を使おうと手にいれようとするのですね…これもまた、勉強になりました」

「「…」」

gr「二度と、私(ﾜﾀｸｼ)とうちの幹部にちかづくことは止めていただきたい」

「「！？」」

ショックで涙するもの
恐怖で腰が抜けてしまったもの

なんとも滑稽な姿じゃないか
ずっと群れていた者達は虫のように散っていった

gr「すまん、助かった」

『あそこまでいってもよかったの？』

【ちょっと口が悪かったよ！】

syrr「女の人は傷つきやすいんですよ？(便乗)ですが今回はあの人達が悪かったですわね」

gr「そうだろうそうだろう」←

syrr旦那「でも今回のはキレますよね、分かります」

gr「おお、分かってくれるか！」

syrr旦那「はい」

総統はこんなイメージだっけ？
↑
気にするな←