【wrwrd!】トントンには双子が居るらしいⅡ【軍パロ】 (ページ41)

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81話ページ41

Aside

どんくらい走ったんやろうか
気づけば私の大好きな我々国に帰ってきてた

国の中心部の大きな噴水のある広場でいったん立ち止まった

私もトントンも息を肩でする

『はぁ……はぁ…はぁ……はぁ…んっ…はぁ』

tn「はぁ……はぁ…」

チビッ子１「あれ？Aお姉ちゃんと」

チビッ子２「トン兄ちゃんだ！」

チビッ子１「二人ともどうしたの？疲れたの？」

大人１「あらあら。どうしたのかしら？肩で息するほどに走ってたけど何かあったのかしら？」

私とトントンは息が上手く出来ず声が出せない
やから首を縦にふるしかなかった

私は疲れが限界に到達してその場に座り込んでしまう

チビッ子１「Aお姉ちゃん？大丈夫？」

その小さな手で背中をさすってくれる
トントンは大人の人に背中をさすってもらっとる

この国は基本皆いい人ばっかりやから、子供も皆優しい

数十秒して息が整えられ言葉を話せる状態になる

『はぁぁ……ありがとね……』

tn「ありがとうございます…」

大人２「それよりどうしたんだ？双子の幹部さんがこんなところで息を切らして……」

『じ、実は…__』

さっきまであったことをすべて話す
皆は“それはひどいなぁ”やら“災難だったわねぇ”やら、そんな声が聞こえた

全く本当やよぉ
私とトントンはスッと立ち上がって皆にこう言う

『私たち、そろそろ帰らんと……うちの総統様が心配しとる…ほれ、トントンも行こ』

tn「お、おう。」

チビッ子１「また今度一緒に遊ぼうね！」
チビッ子２「絶対だよ！」

『おん！約束や！』

私はチビッ子達に手を振ってからトントンと要塞に向かった

ってか、迎えに来てくれたのってトントンだけなんやな