【wrwrd!】トントンには双子が居るらしいⅡ【軍パロ】 (ページ32)

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73話ページ32

Aside

『ルリちゃんっだっけ？』

その子は黙って頷く

『そっか……ルリちゃん、今からルリチャンは私達の所に来てもらうけど大丈夫？』

「うん。ママと約束した。どんなときでも強く生きろって」

『ルリちゃんは何歳なの？』

見た目は五歳だけど

「7歳」

『そうなの？』

「うん」

7歳か……大人

黙々と歩いていると私たちは本拠地に着いた
私は中に入ると地図を囲うようにグル氏とトントンとマンちゃんが居った

皆は私とルリちゃん見てビックリした目をした

tn「どうしたんや、その子供」

口を先に開けたのはトントンやった

『敵国の敵女軍人の子供』

tn「なんで連れてきたんや？」

『母親が死んで、この子が取り残されて、置いてくるわけにもいかないから、連れてきたんや』

tn「そっか。やけど、誰が面倒見るんや？仮にも女の子やし」

『そこら辺は私とメイドさんで何とかする』

os「でも、なんかあったら言ってね？」

小さく私が返事をしたと同時に
傷だらけの兵士が中に入ってきた

「総統閣下！今、ゾム様とコネシマ様とシャオロン様がδ国の王の首をとったとのことです！」

皆は顔を明るくさせる
あんなに押されぎみやったんに、でもゾムとコネシマとシャオちゃんがやってくれた

よかった……

私はルリちゃんを抱えながら膝から崩れ落ちた

「お姉ちゃん？どうしたの？どこか痛いの？」

心配そうな目で見つめてくるルリちゃんを抱き締めながら

『どこも痛くないよ？でも、ルリちゃん大丈夫？』

「ルリは強いから大丈夫！」

『そっか！ええ子やな！』

えへへと笑顔を見せるルリちゃん

「お姉ちゃん、お願いなんだけどね」

『どうしたの？なんでも言ってみて？』

「あのね？……お姉ちゃんのこと、ママって言っていい？」

このとき私は思った

可愛い

『いいよ！』

rr「やったぁ！ママ大好き！」

私はこの子の代わりの母親にならなければならない

この子のためにもね

おまけ

皆が会議室に集まる

rr「ママとそっくり！」

ルリはトントンを指差して言った

『トントンは私の双子なんだよ』

rr「そうなの？じゃあ、パパだ！」

tn「『！？』」

ここにいる人皆が目を見開いた

私たちは目を会わせて笑った

『パパよろしくーw』

tn「こんなそっくりな夫婦ってww」

『あくまでも双子やけどな』

tn「分かっとるわw」

幹部の皆は数分間癒されてた

ママが私でパパがトントンか……なんかシュールやなw