【wrwrd!】トントンには双子が居るらしいⅡ【軍パロ】 (ページ11)

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53話ページ11

Aside

部屋でぬくぬく日向に当たりながら小説を読んどったら、部屋のドアがノックされた

『誰？』

kn「俺や」

シッマか…珍しいなぁ
私の部屋に来るなんて……

立ち上がってドアに向かう
ノブを回して開ける

『どうしたん？珍しいな、シッマがここに来るなんて』

kn「おん。これ、トン氏がAに持ってけって」

渡されたものに目を通すして

『ありがと』

目をシッマの方に向けてお礼をする

kn「ふくらはぎ。大丈夫なんか？」

『？大丈夫やよ？』

kn「ほんまか？」

『ほんまほんま、歩くときにちょっと痛むだけや……』

一応本音を言う

kn「大丈夫なんかそれ？ひどくなったらいつでもええからすぐに呼べよ！」

『う、うん』

こう見えてシッマは、人一倍心配症やから
こうなると言っちゃ悪いけどめんどい…

いや、嬉しいんよ？
嬉しいけど……なんかお母さん並みに聞いてくるんや
お母さん小さい頃に亡くしとるけどな……

kn「A？」

シッマに名前を言われて我に帰る

『ｯﾊ！何でもないよ』

kn「いいか？本当になんかあったら言えよ？」

『分かっとる…ありがと』

時間を見るともうすぐお昼の時間やった

『シッマ』

kn「ん？」

『もうすぐでお昼の時間やから食堂行こっか』

するとシッマは笑顔になって

kn「おう！」

明るく短く返事をした

私はシッマに渡されたものを机に置くと
シッマと一緒に食堂へ向かった

食堂の扉を開けると……いないのは
やっぱり大先生とヨハルさんやった

食堂に入ると皆は目を見開いた

kn「どうしたんや？」

yo「いえ、コネシマさんが時間内に来るなんてとてつもなく珍しいなと思いまして」

kn「別にええやろ…」

話をしても大先生とヨハルさんははこなかった

時間切れまで…

３………

２……

１…

ut.yh「セーーーーーーフ！」

全ｰut.yh「out」

yh「ｼｮﾎﾞﾝﾇ」(´・ω・`)

ut「コネシマー！」

kn「何で俺や？！」

ut「何で早く来とんねん？！」

kn「俺のかってやろ！」

まぁ、何だかんだで大先生は竹刀でおしりをぶっ叩かれ

ヨハルさんは何故か叩かれなかった

きたねぇ声だ

そのあと皆仲良くご飯を食べましたとさ……

一番楽しそうやったのがゾムやったな！