§テニスの王子様§〜思い出は数え切れないのに・・・〜残された時間はあと少し・・・

自分から逃げてるだけ・・・貴方side ページ13

景「休憩だ！」

侑「疲れたわ〜・・・」

とか言って疲れてないんだろうな・・・

貴「みんなに水持ってかなきゃ・・・」

・・・・・・

貴「最後に・・・若か・・・」

あれ・・・いない・・・

貴「景吾さん若どこか知ってる？」

景「日吉いねぇのか？・・・さっきランニングしてたぞ？」

貴「そっか・・・ありがとっ♪」

景「あぁ・・・///」

若休憩時間にもランニングか・・・すごいな・・・

・・・・・・

貴「若どこだろ・・・」

若「・・・ハァ・・・ハァ・・・」

貴「あ・・・」

帰ってきた・・・みたいだけどすごい疲れてる・・・

貴「水持ってきたけどいる？」

若「はい・・・ありがとうございます・・・」

貴「ハイッ」

若は何事にも一生懸命だ・・・モテるんだろーな〜・・・

若「どうかしました？」

貴「なんでもないよ？」

若「そうですか・・・」

貴「ランニング終わったら戻ってきて？」

若「はい」

私がそこを立ち去ろうとした時・・・

ギュッ

貴「！！・・・若？」

若「俺・・・Aが好きです」

え・・・

貴「どういうこと？」

若「Aのことずっと前から好きでした・・・」

貴「・・・私も好きだよ？若・・・」

若は一生懸命に部活やっててすごいと思う・・・

若「じゃあ俺とｔ・・・」

貴「テニス部みんな好きだよ？若もでしょ？」

若「(鈍感)・・・Aは世界で1番大切な人ですよ？・・・
世界で1番・・・」

貴「・・・じゃあね」

若「はい・・・」

実際のところ若の告白は恋愛感情だときずいていた・・・

私はよく鈍感とか言われるけどただ自分から逃げてるだけ・・・

若は真剣な顔してたし本気だったのかもしれない・・・

でも私を好きになったところで後悔するだけでしょ？

もう消えるんだ・・・だから人を好きになるのが怖い・・・

だから今も逃げた・・・若の気持ちをグシャグシャにした・・・

せっかくの気持ちを切り裂いてしまった・・・私は馬鹿だから・・・

貴「若・・・ゴメン・・・(泣」

おかしいな・・・なんで涙が出るんだろう・・・

今までは余命を宣言されても倒れても消えるのは怖くなかったのに・・・

私はきずいてしまった・・・ここにいることで幸せになると・・・

ここに来てから何回泣いたんだろう・・・私らしくないな・・・

コンナ簡単に泣くなんて・・・私らしくない・・・

私にできるのは・・・貴方side→←私には通うべき学校があって・・・貴方side

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