Your so ice ice baby. (ページ10)

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まぁ会わないなんてことはありえないとはわかっていたよ？

だって午後の部活で絶対会うし、でもさなんていうの？心の準備だとか、ここ通ったらやばいかもだとかそーいうのが必要じゃん。

WW「あ、マネージャー。今日マネージャーも朝練休んだの？」

なんでよりによって先輩も朝練行ってないのですか、いつもはおなじ電車の違う車両のくせにこの車両に乗ってるんですか、神様。

YOU「あ、うぉうぉうぉうぉぬせんぱ。い！」

はい、どもったー。変なとこくぎったー。何回ウォ言うんだよ私。

JS「A今4回もウォってゆったね」

うるさいわ。別に回数求めてないわ。何数えてんねん。

WW「ジスもおはよ」

JS「おはよーウォヌー、なんで今日この車両なの？」

横で我が兄とウォヌ先輩がほのぼの会話を繰り広げてる中、私の頭の中はプチパニック。

昨日の謎のINEED低音ボイス事件のせいで、ウォヌ先輩の声にすごくドキドキしてる。

ゆっくり話す優しい口調に、たまに小さく笑うひくい声が凄く胸に響いてジーンてくる。

私だってもう高校2年生だし、それなりに好きな人だっていたし現に今も一応、一応彼氏もいる。

だから気づかないわけがないもん、この気持ちの変化に。

でもこんな中途半端な状況で何やってんのって気づかないフリがしたいだけ。

WW「じゃ、午後連でな。」

電車を降りてからもずっと下向いてた私にもバイバイする時にちゃんと声を掛けてくれる先輩の目をなんだか見れなくて、

それに頭を、ポンポンってされた途端自分の顔がりんごみたいになったのがわかって

ウォヌ先輩と教室に向かおうとしてるジス兄をみながら

YOU「ジス兄ばいばーい！先輩も！」

て言うので今の私には精一杯だー…。

本当にこれは一大事だよ…。
HELP ミナ…ソラ…。