Your so ice ice baby. (ページ20)

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今日で学校は終わって今週の土日は土曜は1日オフで日曜は午前練で終わり。

だから土曜はオッパとの予定がなくなったからミンギュのNewバッシュ選びについていって、日曜の午後はミナソラとショッピング。

よし、あと今日の午後練こなすだけだ〜。そして帰りにハニ兄にアイス買ってもらおう。

練習前はそんなこと考えてたけど練習が始まると私も真剣になる。

ドリンクからタオルからメニューのタイマーやらサポート、ゲームの時はスコアもつけて
集中して私も声出してキツい練習が進んでいって気づけばもう終わりの時間。

ミンギュの捻挫も昨日一日休んで軽くメニューこなせるようになってたから大丈夫そうだし、これで終わりだ〜なんて思ってると

JH「Aや〜、今日俺職員室寄って帰るし、ミナももう帰ってるしA1人になる〜ごめんな〜」

うそでしょーん。ハニ兄にアイス買ってもらおうと思ってたのに。てかこんな暗いのに1人で帰るとか本気で無理。ジス兄呼ぼうかな…。

WW「俺送るよ」

体育館の入り口付近で謝るハニ兄を睨んでたら、黒のコンバースを履きながらウォヌ先輩登場。

………待って。今送るってゆったよね？私を？
……………無理無理無理無理！！！！

JH「ウォヌ！わー、助かるー！まかせた！！」

私の了承など聞かずに満面のきっれいな笑顔で足早に職員室に向かったハニ兄。

体育館前で取り残された私とウォヌ先輩。

WW「てことだからさ…かえろ」

春の中間服のカッターシャツの上に羽織ってるカーディガンの裾をちょっと伸ばしながら歩き始めたウォヌ先輩の背中を見て、とりあえずついては行こうと私も慌ててカバンを持つ。

思いもしなかった急展開にまたもやキャパシティがオーバー中。

なんだか気まずい、これは私が勝手に思ってるだけだと思うけど。

WW「彼氏とやっと別れるんだ、」

なんの前触れもなく話し始めた先輩。

YOU「はい…。そのつもりで会う約束してます。」

WW「…もう好きじゃない？その人のこと」

伸ばしたカーディガンの裾をいじりながらポソポソ話す先輩の横を歩きながら、いつもの相談タイムみたいな話をする。

YOU「もうオッパのこと考えても前みたいに暖かい気持ちにならなくなりましたもん。……でもちょっぴり寂しいけど…もう気持ちに踏ん切りつけなきゃですね…。」