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とにかく幸せだった。
でもここからが始まりだった。
不幸になる始まりだった。
｢…………のぞむ｣
・
大事な話があるの、会えないかな？
・
そう電話で伝えた3時間後。
桃｢そんな顔してどしたん？｣
近づいて私の顔を見るたびそういった。
｢あのさ、｣
桃｢ん？｣
｢あ、やっぱあとにする。先に夕飯たべよっか？｣
桃｢あ〜、おん。｣
暗くなり始めた空が望の表情を隠した。
・
桃｢で、話って？｣
夕飯を食べ終わるやいなやそういった。
・
｢私、アメリカに行くことになったの。｣
桃｢は？｣
｢ほんまにごめん、親の都合で行かなあかんくなってん。私は残りたかったんやけど…｣
桃｢いつ帰ってくるん？｣
｢え？｣
予想外の返答に驚いた。
別れよ、とかそんな事言われると思ってた。
でもあまりにも優しい顔でいうから。
桃｢え？やなくていつ帰ってくるん？｣
｢別れよっていわないの？｣
桃｢は、なんで別れなあかんの？｣
別れないのが当たり前のように言ってる望見たらやっぱり好きって思って離れたくないて思って思わず涙が出た。
桃｢え、ちょっ、え？｣
｢望、ほんまにすき、ほんまに離れたない〜〜っ、｣
桃｢っ、そんなこと言ったら俺やって泣きたいんやからな〜っ、｣
桃｢でもさ、親の都合なんやからどうこういってたってしゃーないやろ？｣
｢っ、せやんなっ、｣
桃｢だからかえってくるの待ってるから。｣
｢たぶん２年で帰ってこれると思うから浮気せんでまっててや。｣
桃｢そっちこそ、って、あ、お前にそんな器用なことできないか｣
｢何やねんその言い草、
っていつもやったらいうところやけどそんな望も好きや〜って思っちゃうんよね〜｣
桃｢Aのデレ期や、！！｣
私の不幸 １、
望と遠距離になってしまうこと。
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コーヒー - 虹色のかぴばらさん» こんばんは！感想ありがとうございます！大好きなんて言っていただけて嬉しいです！更新増やしますので応援これからもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 18時) (
レス) id: d566723de7 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のかぴばら(プロフ) - こういうテイスト、大好きです… 更新楽しみに待ってます(^o^) 頑張って下さい!!! (2017年8月24日 23時) (レス) id: 52ac17794d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーヒー | 作成日時：2017年5月27日 18時
