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桃｢……｣
｢……｣
・
予定通り一緒に出かけてるんやけどどうやら望の様子がおかしい。
全然うるさくない。むしろ静か。しゃべらへん。
｢望？どうしたん？めっちゃ静かやん(笑)｣
桃｢……｣
｢のーぞーむー？？｣
桃｢…っはっ！ん？なに？｣
｢あー、もう、今からどこいくねん。｣
すると、望はさっきとうってかわって強気な行動に移した。
桃｢ちょついてきて｣
私の左腕の手首を掴んで走り出した。
男らしくてでも綺麗な手とか、
浮き出た血管とか、
ほっそいくせに大きい背中とか、
走ったときに流れてくる望の匂いとか。
いつのまにかネックレスも外していたんやね。
そんなのしか目に入らんくて、
だいすきって思ってて。
もういなくならないで、って思うんだ。
桃｢っは、〜っはぁ〜。｣
｢はぁ〜っ、はぁ〜っ、っ、もう！どこつれてくねん！｣
桃｢ついたで。｣
｢っへ？
…え、ここ、｣
何度も通っていた場所だった。
雨の日も風の日も。
望と一緒に。
｢たかくんのお墓、｣
桃｢はまちゃんと約束したこと、俺の決意、Aとはまちゃんにここで言おうと思って。｣
2人でたかくんのお墓の目の前にたってしゃがむ。
桃｢俺、約束したやんか｣
望がたかくんに話しかける。
桃｢だからさ、A。これで最後にする。俺は本気やで。｣
｢…え？｣
桃｢俺と付き合って、絶対幸せにするから｣
桃｢はまちゃん以上の男になるから｣
｢のんちゃんとたかくんはちがうよ｣
桃｢……やっぱりだめなん？｣
ちがう、ちがうよ望、そんな目で見んでや。
桃｢俺はいつまでまてばえ｢たかくんと比べなくていいから｣
｢私たぶん、いや、絶対、ちゃんと��望��のことが好きだよ｣
｢ずっと私のことを支えてくれた望が好き｣
桃｢………ほんまにいうとる？？｣
上目遣いはだめやんか。
｢ほんまのほんま！ずっとまたせてごめんね｣
桃｢まって、泣きそう、嬉しい。俺の彼女になってくれるん？｣
｢もちろんです、彼氏さん？｣
何言ってんだ私〜〜〜！！ばか！あほ！とろ！
桃｢っぐはっ、刺さる、照れる｣
結果オーライ 、？
何が言いたいかって、幸せってこと。
たかくん、私これでよかったやんな？
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コーヒー - 虹色のかぴばらさん» こんばんは！感想ありがとうございます！大好きなんて言っていただけて嬉しいです！更新増やしますので応援これからもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 18時) (
レス) id: d566723de7 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のかぴばら(プロフ) - こういうテイスト、大好きです… 更新楽しみに待ってます(^o^) 頑張って下さい!!! (2017年8月24日 23時) (レス) id: 52ac17794d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーヒー | 作成日時：2017年5月27日 18時
