6 ページ6
・
「あ、たかくんや」
移動教室のときに見かければキュンとするし、
「んふふ」
目が合って手をふればふりかえしてくれるたかくんのこと好きだなあ、って。
・
帰り道、急にたかくんと遭遇。のんちゃんもいるけど。そんでもって彼女さんもいるけど。
たかくんと彼女さんがたまにイチャコラするのダイレクトに伝わってきて意外とつらいんだけど。
そのまま盛り上がってこのままたかくん家行く流れに。
「おじゃましまーす」
紫「はーい。どうぞー。」
彼女「二階あがってるね〜」
………もう何回もきとるんや、
桃「眉間にシワよってんで〜。上、いこうや。」
「あ、うん。」
いろいろなことを知った。
彼女さんの名前は夏帆さん、っていうとか。
優しくて、綺麗で大人っぽくてハイヒールとスキニーパンツが似合う女性って感じがするとか。
これは無理だな、と思っちゃったの。
たかくんのことだいすきでだいすきで仕方ないけど、夏帆さんよりいい人なんて見つからない。
この気持ちには、蓋をしよう、と思った。
「おじゃましました〜」
紫「おう！
夏帆、おくってく。
望はAおくったって」
「もう高校生なんやし大丈夫やから！」
桃「そんなに俺と帰るん照れちゃうん？」
「そうゆうことんちゃうから！！」
紫「あいかわらず仲ええな〜」
「「 なかよくない！！ 」」
たかくんにそういうこといわれるのちょっとやだ。
蓋をするって言ったけど、やだなもんはやっぱいやや。
桃「じゃあ夏帆さんお気を付けて！」
「お気を付けて！」
のんちゃんと言い合いしてれば、しだいに家で。結局送ってもらうことになっちゃって。
「優男、ありがとう」
桃「そやんな〜、俺優男やんな〜
ほんま困るわ、優男ってほんま困る
「何に困っとんねん。」
桃「夏帆さん、俺のことのんちゃんって呼んでくれるんやって。」
「話急に変わったな、よかったやん。」
桃「やから、これから俺のこと望でええよ。」
「のんちゃんって呼ぶのは夏帆さんだけがいいってこと？笑」
・
桃「のんちゃんってよばんでほしい。
あの子だけの特別やねん
とかいっとく？」
下を向いてはにかむ望。
女子の私でもかわええなって思う。
わたしももっともっとかわいくなって、綺麗になりたいな。
・
この会話の裏側であんなことがおこってたなんて知るわけない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 264人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コーヒー - 虹色のかぴばらさん» こんばんは！感想ありがとうございます！大好きなんて言っていただけて嬉しいです！更新増やしますので応援これからもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 18時) (
レス) id: d566723de7 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のかぴばら(プロフ) - こういうテイスト、大好きです… 更新楽しみに待ってます(^o^) 頑張って下さい!!! (2017年8月24日 23時) (レス) id: 52ac17794d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コーヒー | 作成日時：2017年5月27日 18時
