煉獄さんに孕まされる * ページ17
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「ひ、ゃ、」
「あぁ、気持ちいいなA?」
気持ち悪い。汗でベッタリとした体も、肌と肌がぶつかり合う度に響く音も、快感に耐えられず漏れる自分の声も、全部全部気持ち悪い。何故こんなことになってしまったのだろう。先程まで能天気にお茶を飲んでいた頃の自分が酷く恨めしい
「君は本当に愛らしいなっ」
「やめて、ひぐっ、ぁ!きょ、じゅろ、」
声が枯れる程懇願しても杏寿郎は行為を辞めなかった。寧ろ回を重ねる事にどんどん激しくなり何度も何度も私の中に欲を吐き出した。もうどちらのものかも分からない液があちこちに飛び散っている。杏寿郎は服を脱がせることも無く、只私を床に押し潰して飽きることなく抱いた
「ほらっ!最初はあんなに嫌がっていたのにっ!君の中はもうこんなに俺を受け入れているっ!」
「ひっ、やだっ!あっ、ゃ、やめてっ!」
「嫌がるならもっとちゃんと抵抗しろ」
耳元で酷く低い声でそう囁かれる。抵抗なんか出来るわけないだろ馬鹿野郎。お前、私の腕を折ったじゃないか!抵抗なんてさせる気なんてないくせにっ!悔しさのあまり私はまた涙を流し始めた。みっともなく、無様に、
「心配しなくても今日はもうこれで終わりにするさっ!何せ時間はたっぷりあるのだからな!」
「ぁ、あぁっ!」
そう言いながら、私の耳に噛み付いて更に激しく奥へと押し付けてきた。ビリビリと快感が押し寄せてくる。やだ、やめて、もうこれ以上は壊れてしまう!私の言葉なんて聞き入れてくれない。獣のように覆い被さる杏寿郎の温もりは、まるで太陽を至近距離で浴びているようだ。
ぐぷっ、ずちゅ、と何度も何度も出し入れをしてはしたない水音が鳴り響く。杏寿郎は後ろからスカートの中に手を突っ込むと私の敏感な所を弄りだした。
「やっ、まって、ぁっ!ひぁっ!!」
ビクビクと体を痙攣させ私は絶頂を迎える。杏寿郎は深く腰を打ち付け、陰核を中に押しやってびゅくびゅくとまた欲を吐き出した。はぁはぁと荒くなった息を整えながら、今度は優しく私を抱きしめる
「はぁっ、沢山出たな、。これで君が俺の子を身篭れば俺との婚約は確実になるだろうっ」
「ひ、ひぐっ、ぐすっ、」
「すまない、少し乱暴だったな。力加減ができず腕も折ってしまった」
只管涙を流す私の折れた腕を取り杏寿郎は優しく唇を押し付ける。そしてもう片方の手で私のまだ平たい腹を撫で、
「早く見たいなぁ、俺と君の子を」
と心底愛おしげにそう呟いた
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チョコ - 更新楽しみにしています! (2019年11月3日 22時) (レス) id: 156c93a62a (このIDを非表示/違反報告)
ポンポネッラ(プロフ) - 私も最近になって本誌派に切り替わったのですが、展開が辛すぎて.......泣きっぱなしで常に情緒不安定です。無一郎推しとしては地獄でしたあ(遠い目) (2019年10月23日 14時) (レス) id: 96af192ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - お館様のエロみてみたい・・・お願いします (2019年10月21日 13時) (レス) id: b6b3e612da (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 煉獄さん……なんかキュンキュンしちゃう鬼舞辻のエロもありだ……お願いします (2019年10月16日 11時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - 煉獄さん…なんか…うん…好きだぁ… (2019年9月21日 23時) (レス) id: 62210c11db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しきみ | 作成日時:2019年8月3日 14時