【男主】今夜の主役は我々だ！【ｗｒｗｒｄ】 (ページ8)

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第５話ページ8

お風呂から上がったAはゆっくりと寝室へと向かう。

貴『今日は早めに寝るかぁ…』

Aが時計を覗くと時計の針は丁度5時を指していた。
これで早いという事はAはいつも何時に寝ているのであろうか、気にしてはいけないのかもしれない。

貴『おやすみ、世界』

Aは静かにそう呟きゆっくりと目を閉じた。

夕暮れ時。外を覗くと太陽が沈み始めている空は茜色だ。
時計を見れば、４時ということが分かる。

貴『んー！よく寝た！！今日も1日頑張りますかぁ～！っと、その前に、早くご飯買いに行かないと』

Aは早歩きで玄関へと足を進める。

貴『うむ、何を買うか…』

と言ったAだが、直ぐに向かうのは果物屋だ。

貴『おっちゃーん！林檎くれぇー！！』

A大きな声で呼ぶ。

「はいはい、少年くん、いつもの林檎でいいんだな？』
貴『ういうい、そうっすよー！いつもので！！』

そう言うと店の主人は真っ赤に熟している林檎を６つ手に取る。

「今日は新しい林檎が手に入ってな、是非食べてくれ」

貴『おぉ！マジっすか！食べます食べますとも！』

そう言うA顔は笑顔だ。

「んじゃあこれおまけな、んじゃ、また来てくれよ、少年くん」
貴『おうよ！また来ますわ！』

そんな話をしてAはその店を後にした。