第9話 ページ12
貴方サイド
貴『…で?』
今自分が思ったことを口にした、つ も り
なんだけども…なんだけども!!
貴(これ絶対空気読めてないやん俺…)
あぁー…やっちゃったなぁ…なんて思いながらも我々だ幹部様達をじっと見る
ゾ「…とりあえず見つけたから、コネシマはグル氏とトントンに連絡入れて。」
コ「はーい」
ゾ「そんでシャオロンは…
こいつを城まで運ぶぞ」
貴『…はっ?』
ゾムさんよ、今お前はなんて言った?俺を運ぶ?連れてく?馬鹿じゃない?
貴『いやいやいやいや!俺はそう簡単に捕まりたくないで!?』
ゾ「煩い、シャオロン、さっさと捕まえていくぞ」
シ「あいあいさー」
貴(いやいや!あいあいさーじゃねぇよ!!)
と、取り敢えず逃げよっ…
俺はスタスタっと近くにあった木に登り、屋根へと飛び移る。
そりゃそうだ、こんな国に捕まるもんか、俺は自由に生きたいんだよ。
シ「っあ!!おい!お前逃げるなよ!!ちょっ、ゾム!!逃げてr…あれ?ゾムゥ…?」
シャオロンが言ってることは無視してテンポ良く飛び移ってゆく。
ぴょんぴょん、っと
漫画のように風がヒュー…と鳴ってるように聞こえる。
貴『まぁ、そんなことはどうでもええんやけど…
こいつ、ゾムは何処まで付いてくる気なんだ…?』
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作者名:のんの | 作成日時:2018年7月18日 16時