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35.ひとりごと ページ46
(回答用紙を不貞腐れた様子で持ってきたときは一喝してやろうかと思いましたけど)
看守アイクは自室で一人、十五枚の厚紙を机に散らかしながらそんなことを思う。
(…ま、この回答を見るにやめといて賢明でしたかね)
一枚回答を流し読みしたら次、とその行動の粗雑さは一向に変わらない。
そうして十五枚を読み終えた感想は、
「………めんどくさ」
道端のゴミを見てしまったときのような目をしたアイクは、ギシと音を立てる椅子にそのままもたれ掛かった。
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作者名:白熊 | 作者ホームページ:
作成日時:2023年12月24日 10時