エピローグ* ページ24
それから体調が良くなった私は学校に戻ったわけで。
大倉は今まで通りに接してくれた。
優衣も章大も錦戸先輩も。
先生達も。
そして、
隆平も。
気づけば、高校2年の冬。
そういや、晴れて章大と優衣は付き合うことになった。
そして...
もうすぐ、隆平とはこの学校で会うことはなくなる。
寂しいなーって思っていたりする。
そんなことを思いながら、7時15分の電車に乗る。
隣に座っている隆平を見上げると、「ん?」って優しく笑う隆平。
A「もうすぐ卒業やんね...」
丸山「せやなぁ...なに?寂しいん?」
A「ちょっとだけ...」
丸山「俺が卒業しても、Aが好きな気持ちは変わらんよ。安心しぃ。」
隆平はいつも私の不安を取り除いてくれる。
この1年いろいろあった。
大好きな先輩が、大好きな彼氏になった。
すれ違うこともあったけど、やっぱり隆平が良い。
きっとこれから先もそう。色んなことがあると思うけど、隆平と乗り越えて行けたらいいなー、って思います。
隆平が卒業するまでのあと2ヶ月。
私は
*7時15分*
の電車に乗る。
この陽だまりみたいに暖かい隆平の隣で、ずーっといる。
おしまい。
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読んでいただきありがとうございました!
こんな恋愛がしたい。
そう思って描きました笑
またかけたらいいなーと思っています!
本当にありがとうございました^^*
しゃけのん
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作者名:しゃけのん | 作成日時:2019年2月18日 3時