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ついに、、* ページ16
ドーン
A｢...こんな私でいいんですか...｣
丸山｢俺は、Aちゃんが好きやもん。｣
A｢めっちゃ泣くし、子供やし、可愛くないし...｣
丸山｢泣いてもいい。子供なのは俺だってそうやし。Aちゃんは可愛いよ。ふふっ、もぉ泣いとる。｣
そう言って、先輩は私を優しく抱きしめたのだった。
A｢私も好きです...っｸﾞｽｯ｣
丸山｢うん...知ってる。｣
お互いの顔が近くなる。
空で花が咲いている下で、私達は初めてキスをしたのだった。
丸山｢A...って呼んでもええ？｣
A｢...むしろ呼んでください...｣
丸山｢A。好きやで。｣
A｢私もです。｣
丸山｢もうさ、彼女なんやから。敬語はやめにしぃひん？｣
A｢え、でも。｣
丸山｢彼女やろ？｣
A｢...わ、分かった。｣
丸山｢うん、ええ子。｣
先輩は、頭を撫でてくれた。
A｢隆平...？｣
丸山｢はっ...ずるいわぁ...｣
A｢ふふっ、顔真っ赤...｣
丸山｢Aやってそうやん...｣
花火大会が終わり、人がまばらになってきて
丸山｢そろそろ帰ろか。送ってくわ。｣
A｢え、悪いよそんなん。｣
丸山｢彼氏として、送らせてください。｣
A｢お願いします...｣
丸山｢はーい。｣
ふにゃっと笑う先輩と手を繋いで、帰ったのだった。
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作者名：しゃけのん | 作成日時：2019年2月18日 3時
