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大貴「はぁはぁ…」
「大ちゃん、その格好…」
大貴「あー!笑いたきゃ笑えよっ!」
そう言って、顔を隠してしゃがみこんじゃった大ちゃん。
そんな大ちゃんは全身モコモコで…
…なんというか、ひつじみたい。
大貴「なんか言って…?」
「かわいい…」
大貴「え?」
かわいいだなんて、自分でもびっくりした。
でも…
大貴「やまだ…?ちょっとっ!」
「…大ちゃんやっぱりかわいいよ」
頬を赤く染めた大ちゃんをぎゅってした。
大貴「はっ恥ずかしいじゃん…っ/////」
俺の心臓も大ちゃんの心臓もバクバクしてるのを感じる。
大貴「…山田、俺ね?」
「ん?」
大ちゃんから体を離し、向き合う。
大貴「朝、寝坊しちゃって鞄に適当に服入れたらこれで…その、恥ずかしくて…誰にも見せたくなくて…一人部屋がいいって言ったの。」
「うん」
大貴「でもね?山田には…見て欲しかったっていうか、えっと…その…俺山田のこと…」
「大ちゃん、?」
ギュッ
今度は大ちゃんからぎゅってされた。
大貴「好きなのっ、!山田のことが!友達としてじゃなくて、恋愛の方で…っ!」
うるうるした瞳に、真っ赤に染った頬、耳まで真っ赤だ。
「もう…」
大貴「ごめん、気持ち悪いよね?忘れて…!んっ!?」
思わず、大ちゃんの唇に自分の唇を重ねた。
「俺も好きだよ、大ちゃん」
大貴「…今なんて…?」
「俺、大ちゃんが好き。俺がずっといのちゃんに嫉妬してたの知らなかったでしょ?」
大貴「俺だって、知念に嫉妬してたもん…」
「お互い様だね、笑」
大貴「そうだね、笑」
「大ちゃん」
大貴「ん?」
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maary(プロフ) - # 永瀬 結海さん» コメントありがとうございます(_ _*))ほんとですか!?そう言っていただけて嬉しいです。更新がかなり遅いので、読んでくれてる方がいるのかなと不安になりまして...(^^;; 本当にありがとうございます。 (2019年7月28日 11時) (レス) id: d76a778794 (このIDを非表示/違反報告)
# 永瀬 結海 - 私的に、この作品だいすきなので3でも続けてほしいです \(^∀^)/ (2019年7月28日 7時) (レス) id: bce38eef0d (このIDを非表示/違反報告)
maary(プロフ) - やまありラブラブさん» ただいまです!コメントありがとうございます。ちゃんとやまありになってるか不安だったんですが、そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります!良かったら、またリクエストお願いしますね。 (2019年3月10日 22時) (レス) id: d76a778794 (このIDを非表示/違反報告)
やまありラブラブ(プロフ) - おかえりなさい。maaryさんの、書くやまありが大好きです。また、お話しが読めるのを楽しみにしています。これからも、頑張って下さい。 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 556ce3724e (このIDを非表示/違反報告)
maary(プロフ) - なると☆narutoさん» ありがとうございます!!増やしといてください!楽しみにしてます!笑 (2018年9月18日 21時) (レス) id: d793580169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maary | 作成日時:2018年9月10日 16時