やまあり's short stories

いわしさんリク ページ33

有岡side

「行ってらっしゃい」




？「うん…あ、大ちゃ」




「山田？どうかした？」




山田「ううん、何でもない、！じゃあ行ってくるね！」




「おう！気を付けてな」




山田「大ちゃんもね？」




「当たり前だろ！ほら、早く行かないと遅れるよ」




山田「じゃあね」




「おう」




ｶﾞﾁｬ…ﾄﾞﾝｯ




「はぁ…」




やっと行った。

俺ね、同じグループの山田と一緒に暮らしてるんだけど、その山田が朝から変でさ。




今日から1週間地方で撮影しに行くみたいなんだけど、行きたくないみたいで布団にくるまって頑なに出てこないし、朝から大変。




最後は山田が折れて渋々出掛けて行ったけど、なんか心配。




「うーん…あ、やべ！」




俺も仕事だった！
早く行かないと怒られるぅー！




…




「「おい、有岡！！！」」




「はい、ごめんなさい！！」




ただ今、正座させられてるところです。
5分遅刻しちゃってさ、思いっきりドア開けたら目の前に薮ちゃんと光くん。




迫力がすごすぎて、一瞬固まっちゃったもん。




岡本「二人とも落ち着いて！大ちゃん何かあったの？」




「あ、えっと…やま」




知念「やま？涼介がどうかしたの？」




「いや！テレビで山に登るロケやっててさ、つい面白くて夜更かししちゃったの！」





八乙女「はぁ…」





薮「…メイク行ってきな」




完全呆れられた。
ため息があちこちで聞こえたもん。




まあいっか！
メイク行ってこよーっと！

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