やまあり's short stories

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大ちゃんを自分の方に向かせたと思ったら、
いのちゃんの顔が大ちゃんの顔にどんどん近付いて…




有岡「い、いやっ…！りょーすけ！！」




「大ちゃ！んっ…」




ふわっと甘い香りに包まれたと思ったら、次の瞬間、唇に柔らかい何かが当たった。




これってまさかの、キス…？




有岡「俺は山田が好きなの。だから、いのちゃんの気持ちには答えられない。でも、嬉しかったよ。ありがとう」




そう言って大ちゃんはニコッと笑った。




伊野尾「ふふ、やっぱり大ちゃんはかわいいなー。
ね、みんな？」




？「あちゃーバレてたか」




？「いのちゃんだもん」




するとみんなは、何もなかったかのようにぞろぞろと部屋に入ってきた。





「今の聞いてた…？」




JUMP-山、有、伊「「「もちろん！！！」」」




中島「それに写真も撮ったよ！ほら！」




「消して！今すぐ消して！」




中島「大ちゃんはどう思う？」




有岡「…っ！」




大ちゃんは耳まで真っ赤にして、楽屋の隅っこに隠れちゃった。




知念「大貴ー涼介がオムライス作ってくれるって」




有岡「ほんと！？山田大好き！」




「大ちゃんのためだからね！」




知念「オムライスと涼介だったら？」




有岡「それはもちろん…オムライス！！！…っていうのは嘘で、涼介に決まってるでしょ？ｺｿｯ」




みんなに聞こえないように耳元でこそっと言う大ちゃん。




こういうとこほんとずるい。
かわいいのはもちろんだけど、いつも大ちゃんにキュンキュンさせられてばっか。




俺も大ちゃんをキュンキュンさせるために密かに作戦考え中だったりする…。




ーおしまいー

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