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しばらくして高杉が戻って来た。
高杉「ご飯出来たぞ。下まで降りられるか?」
「うん。大丈夫だよ」
高杉「気を付けろよ」
「ありがとう」
高杉「口に合うか分からないけど、食べてくれ」
テーブルには美味しそうな物がたくさん並んでいた。
「いただきます」
まず、味噌汁を一口。
高杉「どうだ?」
「美味しい...ほんとに美味しいよ!」
高杉「そ、そうか?/////」
「うん!」
高杉「それは良かった。おかわりもあるからどんどん食べてな」
高杉の美味しい手料理に幸せを感じながら、俺は高杉に問いかけた。
「ねぇ、高杉」
高杉「ん?どうした?」
「俺たちって間違ってるのかな...?」
高杉「いきなりどうした?」
「俺を殴った奴ら、俺たちのせいで生活がめちゃくちゃになったって...」
高杉「...俺たちは悪くない。だから、安心しろ」
「でも...俺...」
高杉「入江、お前は俺が守る。だから、泣くな」
「うぅ...たかすぎっ...グスッ」
高杉は俺の頭を優しくポンっと撫でた後、袖で涙を拭ってくれた。
高杉「今日は泊まっていけ。明日、一緒に学校行くぞ」
「...うん!」
高杉の優しさにますます惚れた俺。
自然と頬も緩んでたみたい。
高杉「そんなに嬉しいか?」
「そりゃ嬉しいよ」
高杉は鈍感だからなぁ。
「頑張らないと!」
高杉「何を頑張るんだ?」
「高杉には秘密!」
高杉「おかしなヤツ笑」
俺はいつか絶対、高杉に告白すると心に決めたのだった___。
ーおしまいー
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maary(プロフ) - ありやんさん» お久しぶりです!どの作品も何ヶ月も更新出来てなくてごめんなさい…。ありがとうございます(_ _*))頑張ります! (2019年10月27日 12時) (レス) id: d76a778794 (このIDを非表示/違反報告)
ありやん(プロフ) - お久しぶりです。11月の大切な試験頑張って下さい。^^ (2019年10月26日 23時) (レス) id: 645d1bee1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maary | 作成日時:2019年8月19日 3時