SJとヌナ１つ屋根の下で〜2

ぎこちない〜KHside〜 ページ32

リハも終わってキョロキョロしながらAの姿を無意識に探していた。

波留『キュヒョン！さっき、歌詞間違ってたよ・・・』

何かにつけて怖い波留ヌナ・・・

マネヒョンの弱み弱み・・・・

そんなことを考えながらまたAの姿をさがす。

RW『キュヒョナ〜、ごはん食べよう〜！！』

YS『腹減ったな・・・』

２人に言われて僕はしかたなくケータリングのおいてある部屋で食事する。

これからステージだからたくさん食べて・・・でも・・

やっぱりAのごはんが食べたい。

そんなことを考えていると・・・

A『あ・・ごはん食べてた？遅かったかな？』

はにかみながら部屋にはいってくるA。

その手には・・・

小さな鍋。

KH『A！どこいってたの？』

RW『なんかいい匂いする〜』

イエソンヒョンが無意識に鍋をあけていた。

中からはスープのようなもの。

A『のどにいいスープ作ってみたんだ。いろいろ研究してやっとお披露目できる！』

RW『すごいね！さすが栄養士！』

イェソン『いい歌歌えそうだな・・・』

Aの優しい味のするスープは体にしみわたっていった。

安心する・・・

僕はAに胃袋をつかまれたってやつなのかもしれない。

KH『Aのごはんが食べたかったから・・・』

つい正直に言ってしまっていた。

A『そっか・・よかった。私ができることはこういうことかなまっておもってさ。』

RW『キュヒョナの体調管理でしょ(笑)僕らはおまけみたいな・・・』

YS『俺も専属の家政婦ほしいな』

KH『家政婦じゃないですよ(笑)』

スープを飲んでると

マネヒョンと波留ヌナが入ってくる。

MG『おお！うまそうだな！』

Aの作ったスープに目を輝かせるマネヒョン。

KH『KRYスープですからあげませんよ(笑)』

A『KRYスープって・・・(笑)』

波留『ほんと性格悪いよね。これじゃあ・・・Aと結婚するときは大変そうね。』

とんだ爆弾を投下した波留ヌナ・・・

それってどういう意味だ・・・？

A『波留！結婚なんてそんな・・・』

慌てて波留ヌナにとびつくA。

波留『いずれはそうならないの？』

どんどん核心をついてくるヌナ。

KH『まだ・・・そこまでは考えられません・・・』

A『そうだよ。まだ付き合ったばかりだし。』

波留『あんたはそれでいいの？実家帰るんでしょ？』

A『波留！もう！いいから！』

いつになく声を荒げるA

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