SJとヌナ１つ屋根の下で〜2

息もできないくらいに〜DHside〜 ページ2

悔しい・・・浅はかな自分に・・・

ずっとずっと後悔ばかりだった。

ユリとはただの先輩後輩の中だから

絶対大丈夫・・・

自分の中でなぜかそんな自信があって

でも

見る人から見れば付き合っているように見える。

マネヒョンや会長に言われた言葉。

ユリはあっけなく俺らの担当をはずされた。

なんだか申しわけなかった。

もう少し俺がきをつけていれば・・・

宿舎でしばらく頭を冷やすように言われた。

マネヒョンが気をきかせてヌナに迎えに来てもらうように言う。

大人なヌナはなにも聞かずになにも言わずにいてくれた。

ごめん・・・ヌナ・・・まだ話す気になれないや・・・

部屋にしばらくこもっていた。

メンバーたちはカムバの準備で忙しく遅くなるみたいだし。

D&Eのカムバの準備もしなきゃいけない大切な時期なのに

悔しすぎて涙がとまらなかった・・・

外は日が沈んで暗くなりかけていた。

コンコン

ドアをノックする音。

A『ドンへ〜？おなかすかない？ごはん作ったから一緒に食べよう！』

ヌナの明るい声に少しだけほっとする。

もぞもぞと体を起こしてドアをあけると

驚いた様子のヌナの顔。

DH『ヌナ〜？おなかすいた〜』

俺の一言に一気に花が咲いたような笑顔になるヌナ。

A『一緒に食べよう？』

ヌナに手をひかれてキッチンのダイニングテーブルに２人で座る。

DH『いただきま〜す！』

ヌナはニコニコしながら俺が食べてるのを見てる。

A『おいしそうに食べるね』

DH『だって・・・おいしいもん・・・ヌナのごはんは・・・』

A『ドンへ・・・・？みんなあなたの味方だよ。』

ヌナが微笑みながらそういう・・・

DH『ヌナ・・・俺・・・』

いつの間にか涙でヌナの顔が見えなくなる。

そして・・・俺を包み込むあたたかいぬくもり。

A『いっぱい泣いてすっきりしな・・・』

ヌナに抱きしめられてる・・・

DH『うぅぅ・・・・クっ・・・・・』

嗚咽がもれてきて止まらなかった。

優しく俺の背中をさすってくれるヌナ・・・

A『つらかったね・・・でも・・・もう大丈夫だよ・・・』

優しい声に泣きつかれて・・・

いつの間にか眠りについてた。

ヌナのごはん・・・最後まで食べれなかった・・・

気が付いたら・・・リビングのソファーの上だった・・・

毛布をかけられていて・・・

キッチンではヌナの家事する音が聞こえた。

ヌナの鼻歌が聞こえてくる

後ろからそっと抱きしめた・・・・

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