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ぺこり、とだけお辞儀だけして
そそくさと立ち去ろうと思ったのに
何を思ったのかソクジン先輩が
こっちに向かって走ってくるから
動けなくて。
JN「やー！Aちゃん大変そうだね」
あいてある窓から顔を覗かせて
私が手にもつノートたちを見ながら
そう話すソクジン先輩。
いや、ほんとずっと立ちっぱなしで
この量は重すぎるんだって。
はやく職員室へ置きに行きたい。
「ねぇ〜、ジン〜〜！はやく戻ってきてよ〜〜」
ソクジン先輩と一緒にいた
女の先輩の声が聞こえて
「先輩、呼ばれてますよ。」
もう私の腕も手も限界だし
先輩早く戻ってくれ、、なんて思ってたら
JN「Aちゃん、ちょっとまってて」
それだけ伝えて、どこかに行ってしまって
え、、なんなの、、。なんて考えてたら
いつの間にか廊下を通って私の前に立つ
ソクジン先輩。
ひょいっと私が持っていた
ノートを奪われてすたすたと歩くから
「…！先輩っ、あの、持てるんで大丈夫ですよ…！それにお友達が呼んでましたし…！」
前を歩くソクジン先輩の背中に向かって
伝えたら
JN「こういう時は、オッパに甘えないとダメだよ〜」
なんて、当たり前なことだよとでも
言うような顔で、微笑む先輩。
先輩と過ごして少ししか経ってないけど
人気者な理由が、わかった気がして。
窓から太陽光が、きらきらと差し込んで
前を歩く先輩の後ろ姿を照らすから
なんだか、心臓がくすぐったくなった。
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nontan(プロフ) - せなさん» せな様 感想ありがとうございます！まさかそんなこと言ってもらえるなんて更新の励みになります(^^)こんな感じの作品で大丈夫かな、面白いかなとハラハラしていたので、、！マンネラインは色々ほかにも考えてるので楽しみにしていただければ嬉しいですm(_ _)m (2020年4月9日 22時) (
レス) id: 9853a3bac4 (このIDを非表示/違反報告)
せな - ジミンちゃんのお話がめちゃ好みです・・・更新楽しみにしてます！ (2020年4月9日 19時) (レス) id: 267e409c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nontan | 作成日時：2020年4月2日 9時
