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とぷん、と沈む音がして、四人の文士は
本に吸い込まれた。









「本当にここに美月君がいるのかい、全く…」

北原白秋_Lv.2

「さぁね。骨折り損にはならないで欲しいかな」

徳田秋声_Lv.16【会派筆頭】

「まぁまぁそう苛々とせんとってくださいなお二人さぁん〜」

織田作之助_Lv.15

「ねぇねぇ、予定外の仕事ができた秋声は今どんな気分?」

島崎藤村_Lv.6


突然の潜書ではあったが、早くに駆けつけてくれた文士達は快く(一部は渋々ながら)快諾し、潜書に向かった。未潜書の本に潜書するに当たっては練度も武器も偏り不安定な会派だが、一刻を争う事態と考え、司書は彼らを送り出した。
一人残らず無事に帰ってくる事を願って。

彼らを見送った司書は会派筆頭の徳田に指示を送る。

『えっと、とりあえず道があるところを進んでください』

「何その指示、了解」

徳田は会派の3人に指示を伝え、歩みを進める。









「長いんとちゃいます?この道…」

「確かに、魂も拾ってないし、敵にも合ってないし…」

「おかしいな、どうしたんだろうここ…」

『あの、皆さん、大丈夫ですか?』

「見ての通りだよ、侵食された様子はあるのに敵にも魂にも出会っt「少し静かにしたまえ!」」

会話を遮るように、北原が言った。


「乾いた破裂音……………銃声だ!」

『皆さん、茂みに!』

咄嗟に道の両端の茂みに身を潜める。
息を殺しゆっくりと歩みを進めると…

「…いた。」

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楪風香(プロフ) - 詠音さん» ファイトですっ!(o^―^o)ニコ (2017年6月2日 22時) (レス) id: 86c9c0f128 (このIDを非表示/違反報告)
詠音(プロフ) - 楪風香さん» コラボ…できていればいいんですが…。喜んでいただけて嬉しいです!!此れからも頑張ります! (2017年6月2日 22時) (レス) id: dee7da1e3e (このIDを非表示/違反報告)
楪風香(プロフ) - 文アルト文ストのコラボですか!?なかなか無かったので嬉しいです!! (2017年6月2日 6時) (レス) id: 86c9c0f128 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詠音 | 作成日時:2017年5月21日 19時

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