ONE VOICE〜KHside〜 ページ47
僕の用意した衣装を着てメイクをした彼女は
いつもとは違ってきれいで・・・とてもドキドキした。
こんなふうに彼女と一緒にステージに立てて幸せだった。
ピアノを弾きながら耳をすませて
僕の歌う歌詞の内容をゆっくり聞いている様子の彼女。
歌いながら彼女のほうをじっと見ていた。
気付いてくれたかな?
歌い終わると・・・この曲ができたエピソードを話し出す。
ELFの中に気付いてる人はいるかな?
ピアノを弾く演奏者がかわったっていうことを。
KH『この曲は今回発売されたアルバムの中で一番思い入れのある曲です。実は・・・この曲の歌詞は作詞家さんと一緒になんと僕が考えました〜』
そういうとELFから歓声がわきおこる。
KH『曲の歌詞を聞いてもらうとわかると思うんですけど、大切な人に伝えたい言葉をたくさんつめこみました。歌詞を意識しながら聞いてもらえるとうれしいです。』
次の曲にうつるころには拓哉さんとAは入れ替わっていた。
少し・・・寂しさを感じたけど・・・
なんと僕にこの2人はサプライズをしかけてくれていた。
コンサートはすべての曲が終わりアンコールへと変わっていった。
Aはどこで見てくれているんだろう・・・
そんなふうに思ったまま最後の
「光化門で」になる。
今回は拓哉さんと練習してきたから
本番もてっきり拓哉さんと歌うことになると思っていたら・・・
ピアノに座っていたのはAだった。
ピアノを弾きだすA。
僕も思わず笑顔になる。
この前の演奏にプラスされたアレンジ
きっと内緒で練習してくれていたのがわかる。
僕の歌声もいつもより伸びがよく会場に響きわたっていた。
幸せな気分でいっぱいになった。
ステージを終えて控室に戻る廊下を
たくさんのスタッフとハイタッチをして進んでいく。
初日を終えて緊張がやっととけた。
Masao『お疲れ様。よかったよ!』
KH『いや、楽しかったです。』
拓哉『おう、キュヒョン!驚いただろ?』
KH『ほんとですよ!!最後にサプライズするなんて』
拓哉『Aが調子よかったからもう1曲やらせたんだよ(笑)』
KH『でも・・・ありがとうございます。』
拓哉『よかったな。彼女と同じ舞台に立てて。』
KH『幸せでした。』
拓哉さんたちと話をしていると
着替えてメイクを落としたAがいた。
A『お疲れ様。キュヒョナ。』
KH『ありがとう。A』
二人きりの時間が欲しくてすぐに僕たちは会場を抜け出した。
95人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SuperJunior」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» そうあってほしいのですが・・彼女の中では何か考えがあるようです・・・今後の展開にご期待ください。 (2017年10月29日 8時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アイドルだけど、ただの男(〃ω〃)チョギュヒョン(〃ω〃)ヒロインちゃんの不安よく聞いてあげて(〃ω〃) (2017年10月28日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» ちょっとドキドキしました・・・コンサートの本番前にギュとなんて(笑) (2017年10月23日 20時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ぎゅ頑張って!ヒロインちゃんも二人で頑張って!拓哉さんもいるしね、トッギもいる笑(〃ω〃) (2017年10月23日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - う〜ん不安なヒロインちゃん、語学学校に行く?ぎゅ先生に教えてもらう? (2017年10月9日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凛音 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時:2017年9月29日 13時