Stay With Me☆☆3☆☆

男同士〜KHside〜 ページ13

ウソだろ・・・

なんで僕まで追い出されるんだ！

Aの家の前で茫然としてると

拓哉『(笑)キュヒョナまで追い出されてるし。あいつはすごいな(笑)』

涼太『彼氏っていうけどほんとに付き合ってんの？』

なんだ・・・こいつ

さっきから！！

KH『ちゃんと付き合ってます。』

拓哉『まあまあ・・・ほら、しょうがないから今日は俺の部屋にこい！』

そういって拓哉さんのマンションへと３人で向かう。

KH『遅いからもう帰ったほうがいいですよ？』

涼太『僕の仕事は時間に左右されないので平気です。』

KH『なにやってる人ですか？』

涼太『バイオリニストです！』

KH『え・・・僕のヌナもです！』

涼太『ヌナ？』

KH『え〜あ、お姉さんもです。』

涼太『あ〜！！すごい！そうなの？』

僕のヌナが同じバイオリニストということもあり共通の話題があり

話しが弾む。

拓哉『おまえら、大丈夫そうだな。俺は先に寝るぞ』

そういって寝室に入っていく拓哉さん。

KH『おやすみなさ〜い』

拓哉さんを見送り

あけていたワインを飲む。

涼太『付き合ってどのぐらいなの？』

KH『もうすぐ１００日です。』

涼太『まだ、そんなに立ってないんだ。』

KH『はい・・・でも、付き合うまでもいろいろありましたから・・・』

涼太『いろいろ？』

KH『彼女は昔ピアノを弾いてましたよね？』

涼太『ああ・・・そうだね』

KH『お母さんに才能がないといわれてピアノを辞めたらしいんですけど、僕のコンサートでピアノを弾いてくれてる拓哉さんがケガをした時に彼女にピアノを弾いてもらったんです。』

涼太『Aが？弾いたの？』

驚きを隠せない様子だった。

KH『はい・・・僕が頼み込んだら数日、僕のコンサートで弾いてくれました。彼女のピアノはなんというか・・僕の歌に寄り添うように弾いてくれてて・・・それがすごく歌いやすかったんです。もちろん、拓哉さんのピアノも僕にとっては歌いやすいです。』

涼太『なるほどね。あ・・こないだ、映画館で見たよ。』

KH『え・・・そうなんですか？』

涼太『デートしてくれるっていうから行ったら彼氏のコンサートを見ることになるなんてな(笑)』

KH『どうでした？』

涼太『まあ、よかったんじゃない？』

KH『(笑)よかったとは言わないんですね(笑)』

涼太『だってライバルでしょ？』

KH『僕のほうがリードしてますよ！』

なんて言い合いをしてた。

というか・・・その隙に

《ごめん・・・・僕が悪かった。許してください。》

Aにメッセを送った。

機嫌直してくれるかな？

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