帰国 ページ10
日本の空気はなんとなく韓国とは違っていて・・・
久しぶりに聞く、たくさんの日本語は新鮮だった。
私・・・帰ってきたんだな・・・
そんな感じ。
あの空港での出来事のあと
飛行機の中で
自分の中で気持ちを整理していた。
あんなこと言われたら・・・
私の気持ちが揺らぐ
そう思ったから。
あの二人のどちらも選んじゃいけない
そんな気持ちがどこからともなくでてきて
結局・・・私は普通の日本人に戻ることにした。
久しぶりに大学に行き
香菜『A〜！！！お帰り〜！！』
唯一の親友といえる存在の香菜と
久しぶりの再会を果たす。
A『ただいま〜！！香菜〜！！』
香菜『変わらないね〜。もう、心配だったんだから。あまり、連絡よこさないし。』
そう・・・いろいろあってなかなか香菜には連絡できずにいた。
A『ごめんね・・・詳細はじっくり聞いて！』
香菜『もちろんだよ！！』
A『じゃあ、私、レポート出して教授に報告してくる。』
香菜『わかった、今日はバイトだからまた連絡して！』
A『バイト・・・ありがとう。もう、すっかり慣れたでしょ？』
香菜『何、言ってんの！店長が寂しがってるわよ！また復帰決定ね！』
A『え・・・やっぱ、復帰しなきゃダメ？』
香菜『当たり前でしょうが！』
A『は〜い』
香菜に背を向けて教授のもとへと急ぐ。
まだそんなにたっていないのに
大学が懐かしく感じる。
笹原教授『待ってたぞ！』
私を笑顔で迎えてくれる教授。
A『ただいま、帰りました。行かせていただいてありがとうございました。』
笹原教授『韓国語はだいぶうまくなったんじゃないか？』
A『はい、日常会話は問題ないと思います。』
笹原教授『さすがだな(笑)』
A『そりゃ、しばらく生活してましたから・・・』
笹原教授『しそうか・・・今度、通訳の仕事のバイトの依頼がきてて・・・きみにお願いしようと思ってたんだ・・・』
A『バイトですか・・・？』
笹原教授『そうだ。短期でいいらしい。詳しいことは、まだ私も聞いてないから、今度聞いてみ る。』
A『そうですか・・・わかりました。失礼します。』
笹原教授『きみ・・いい表情をするようになったね・・・』
私が行こうとすると教授がそういう。
A『え・・・』
笹原教授『留学する前は人形のように無表情だなと思ってたけど・・・素敵な出逢いがあったんだね。』
素敵な出逢いか・・・
A『そうかもしれませんね。』
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凛音(プロフ) - りんさん» とうとうきてしまいました・・・この出来事がいろんないろんなことを変えていく・・・そんな予感がします。 (2018年4月2日 17時) (
レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とうとう、来ました、キュヒョンの事故、色々な考えがよぎりますが、なんとか、命は、助かりますように！(ノ_＜)チャンミン…心配ですが、ユノが側にいてくれるから(ノ_＜) (2018年4月2日 17時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん・・・チャンミンかなり困らせてしまいました・・・これからの展開お楽しみにです。 (2018年4月1日 21時) (レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いやーんチャンミン強引にしちゃいましたね…カムバックのあとは、どうなるのか？ (2018年4月1日 16時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 強引な最強様来ましたね〜！あとは二人がどう進むかですね〜。 (2018年4月1日 13時) (レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2018年3月5日 11時
