全てはうまくいくウソ〜CMside〜 ページ5
彼女を送り届け・・・
たくさん、着信のはいったケータイを見る。
キュヒョナやリョウガ・・・
やっぱりなんとなくわかったんだな。
俺には大切な役目がある。
車を走らせて
打ち上げで酔っているキュヒョナのもとへと行く。
打ち上げをしている店を出てくるキュヒョナ。
まだ、足取りはしっかりしてるな。
車に乗り込んでくる。
CM『お疲れ・・・』
少しの沈黙のあとに・・・
KH『おまえ・・・なあ？彼女といたんだろう？』
悲しそうな表情をしながら聞くキュヒョナ。
いたたまれなくなって・・・
CM『・・・そうだよ・・・けれど、おまえが思っているようなことは何もないから。』
KH『どういうことだよ？』
CM『俺もおまえも・・彼女の隣にはいる資格はないってこと・・』
KH『なんだよ・・それ？』
俺を睨むキュヒョナ。
だから・・俺はキュヒョナと俺と彼女がうまくいくための
ウソをつこうと心に決めた。
CM『彼女には・・・日本に付き合っている奴がいる・・・』
俺の言葉にわけがわからないというような表情をするキュヒョナ。
そんな顔したって・・・
無理なものは無理なんだよ・・・
人の心はそう簡単には動かせない・・・
KH『それ、ほんとうか？』
CM『そう・・・だから、俺ともおまえとも付き合えないし・・・これ以上、関わりたくないって・・・』
そう言った時の・・・キュヒョナの表情は
この世の終わりのような表情だった・・・
だよな・・・わかるよ。
俺も。
ウソなんだけれど
どうしてかわからないけど
本当みたいなんだ・・・
俯いたまま・・・
KH『付き合えよ・・・今日は呑みまくるから。』
CM『俺・・・車なんだけど？』
KH『おまえはコーラでも呑んでろ！」
CM『な！おまえ！コンサートいったのに・・・』
KH『抜け出したくせによく言うよ！』
いつも通りのおまえでいろよ・・・
もう、彼女はきっとこの国にくることはないかもしれないから・・・
俺たちはこのまま
たくさんの応援してくれる人に
夢や希望を与えることに
没頭しようぜ・・・
キュヒョナはハイペースで強めの酒ばかりを選んで
案の定・・・潰れた。
CM『バカ・・・おまえ・・・本当に好きだったんだな・・・』
そう呟きながら
宿舎まで送る。
RW『うわ！お酒くさ！なに、この酔っ払いは！』
リョウガの甲高い声が響く。
CM『たくさん慰めたから(笑)』
RW『今度、詳しく聞かせてよ？』
リョウガの睨むような目つきにちょっと焦りながらも
キュヒョナを送り届けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» とうとうきてしまいました・・・この出来事がいろんないろんなことを変えていく・・・そんな予感がします。 (2018年4月2日 17時) (
レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とうとう、来ました、キュヒョンの事故、色々な考えがよぎりますが、なんとか、命は、助かりますように！(ノ_＜)チャンミン…心配ですが、ユノが側にいてくれるから(ノ_＜) (2018年4月2日 17時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん・・・チャンミンかなり困らせてしまいました・・・これからの展開お楽しみにです。 (2018年4月1日 21時) (レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いやーんチャンミン強引にしちゃいましたね…カムバックのあとは、どうなるのか？ (2018年4月1日 16時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 強引な最強様来ましたね〜！あとは二人がどう進むかですね〜。 (2018年4月1日 13時) (レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2018年3月5日 11時
