昔の記憶 ページ13
アラさんがいなくなって・・・
私は音楽を聞こうとケータイを覗き込む。
いつものお気に入りのクラシックなんて
思って音楽のデータのフォルダを開けると
ずっと前に聞くのをやめた曲を開いてしまう。
やばい・・・
A母『そこは違うでしょ・・・何度も言わせるなんてあなたには才能がないわ！』
その曲こそ
私がピアノを辞めるきっかけになった曲・・・
思い出していると涙があふれそうになっていた。
心を落ち着かせようとベランダにいると
後ろからふいに抱きしめられる。
温かいぬくもり・・・
この香り・・・
すぐにキュヒョンだとわかった。
けど、泣いている私は彼の顔をまともに見れなかった。
泣いている私にそっと優しい言葉をくれて・・・
私がなきやむと一緒に部屋に入る。
途中で冷静になって離れようとすると
ベランダだから危ないと手を引かれる。
部屋に入って正面から私を見たキュヒョンはこの服が自分がかったものだとすぐにわかってくれた。
大切なものなんだよね・・・
怒ると思ったけど
私が着ていても大丈夫みたい・・・
そして・・・
私はキュヒョンにあるお願いをしていた。
A『連れて行ってほしい場所があるの・・・』
そう・・・
私が行きたい場所は・・・
KH『自分から行きたいなんて・・・今度は電気つけるからね(笑)』
キュヒョンにお願いして連れてきてもらったのは
キュヒョンたちの事務所の練習室。
どうしてもピアノの前に座りたかった。
KH『ピアノ弾きたかったんだ・・・』
優しく囁いて私の隣に座るキュヒョン。
A『うん・・・ちょっと弾きたい曲があって・・・・』
ゆっくり鍵盤の上に手を置いて
目を閉じて深呼吸する。
そして・・・
その曲を弾き始める。
KH『・・・・』
キュヒョンは黙ったまま隣に座って
じっと聞いていてくれた。
・・・優しくも悲しいピアノの音が練習室に響く。
そして・・・
演奏しながらあふれてくる涙。
その涙を隣でキュヒョンが拭ってくれる。
演奏し終わると・・・
キュヒョンが拍手してくれる。
KH『よかったよ・・・』
A『この曲・・・私がピアノを辞めるきっかけになった曲。昔は本当に難しく感じたんだよね・・・』
KH『今は自分の曲のように上手だね。』
A『ずっとお母さんに聞いてほしかった・・・でも、もうお母さんは私のピアノを聞こうとしないから』
そんな
私を見てキュヒョンは頭を撫でてくれる。
優しい表情で私を見てくれていた。
自分の気持ち〜KHside〜→←彼女の・・・〜KHside〜
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凛音(プロフ) - りんさん» あのコンサートのライブビューイングを思い出しながら作ってます。ギュが恋しくなりますね・・・ (2017年9月29日 13時) (
レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ライブびゅーですね〜私も (2017年9月28日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 距離が離れてるぶんなかなか話せないのでギュらしくテレビ電話でつなげる作戦です！さて・・・ちゃんと向き合えるのかな？ (2017年9月25日 18時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん» 楓ちゃんとジョンスさんは同じなんだふふ、キュヒョン、ヒロインちゃんどんなふうに、2人をとり持つのかな！キューピッドカップルになれるかな？(o^^o) (2017年9月25日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 韓国と日本・・・それぞれに離れますがこの2カップルの行方に注目です！ (2017年9月25日 13時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時：2017年9月12日 18時
