彼女のそばにいたい〜KHside〜 ページ32
店の後片付けを終えてAの家に行く。
初めて入る彼女の家。
マンション住まいの彼女。
お父さんがAを心配してマンションを買ってくれたらしい。
お嬢様かよ・・・なんて思いながら。
A『ごめんね・・・散らかってるけど』
そういって僕を通してくれた。
白を基調としたシンプルな部屋。
家具もそんなになくてすっきりしていた。
KH『なんにもないんだな』
つい、つぶやいてしまう。
A『女らしくないでしょ？仕事ばっかりで家にいる時間があまりないから・・・余計なものがないんだよね。』
けど・・・彼女の部屋にあるものがあったことに驚く。
そう・・・リビングには古びたピアノがおかれてあった。
そして・・・その上には家族写真も。
Aが小さなころの写真だ。
僕の視線に気づいて近寄ってくる。
A『あ・・・バカでしょ(笑)ピアノ、もうやらないっていいながら昔からある自分のピアノは実家から持ってくるって・・・私が引っ越すときにお母さんに捨てるって言われてどうしてもいやでもってきちゃったの(笑)』
KH『大切なんでしょ？思い出がつまってて』
A『まあね・・・』
ちょっと寂しそうに笑いながらキッチンに行くA。
僕はちょっとだけ考えていた。
また僕のコンサートで彼女にピアノを弾いてほしいと。
入隊前だからたくさん歌う機会もあるし。
日本でも韓国どちらでもいいから彼女のピアノでたくさん歌いたかった。
キッチンにたって料理している彼女をよそに僕は部屋を見回していた。
KH『ほんとになんにもないな。』
リビングに置かれていた僕のコンサートの時に弾いた曲の楽譜が目に留まる。
KH『ちゃんととっておいてるんだ。』
その楽譜をマジマジと見ていると・・・
彼女はたくさん手書きで書きこんでいた。
丁寧に曲の雰囲気とポイントを押さえてる。
A『え！ちょっと見ないでよ』
彼女が慌てて僕の手の中にある楽譜を奪う。
KH『勉強熱心だなと思って』
A『・・・ハンバーグできたよ。食べよ？』
KH『あ、うん』
一緒にダイニングテーブルに座り二人で食べ始める。
いつも思うけど、彼女は丁寧に手をあわせていただきますをする。
育ちの良さがあらわれている。
丁寧にきれいに食べる様子も目を奪われる。
A『うん・・？どうかした？』
彼女と目が合ってしまい、慌てて視線をそらす。
KH『きれいだなとおもって・・・』
A『バカ・・・』
お互いに言って照れてしまっている僕ら・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» あのコンサートのライブビューイングを思い出しながら作ってます。ギュが恋しくなりますね・・・ (2017年9月29日 13時) (
レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ライブびゅーですね〜私も (2017年9月28日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 距離が離れてるぶんなかなか話せないのでギュらしくテレビ電話でつなげる作戦です！さて・・・ちゃんと向き合えるのかな？ (2017年9月25日 18時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん» 楓ちゃんとジョンスさんは同じなんだふふ、キュヒョン、ヒロインちゃんどんなふうに、2人をとり持つのかな！キューピッドカップルになれるかな？(o^^o) (2017年9月25日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 韓国と日本・・・それぞれに離れますがこの2カップルの行方に注目です！ (2017年9月25日 13時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時：2017年9月12日 18時
