★2★アイルside ページ5
アイルside
先生「今日は、転校生を紹介するぞ!!」
先生がそう言うと、教室がざわざわし始めた。
この先生、なんかゴリラみてぇ。
ガラッ。
え、ドア開けんの早いって。
そう思ったけど、仕方ねーから、私は中に入った。
ア「初めましてー。陽宮 アイルでーす。」
そう言った瞬間。
クラスのざわめきが、ピタリと止んだ。
予想通りだけどな。
モブ「陽宮アイルって…やっぱ、超有名な___だよね…?」
一人の女子が言った。
___の部分は、よく聞こえなかったけど、絶対に・・・
モブ「陽宮アイルって…やっぱ、超有名な不良だよね…?」
って言ったはずだ。
そう、私は不良。それも、有名な。
だから…当たり前の反応なんだ。
先生「はいはい、静かに。」
ゴリラ野郎が言った。
先生「ん〜っと、牧野の隣が空いてるな。陽宮、席はそこな。」
ア「ん。」
牧野って、あいつか。
今思ったけど、この学校、顔面偏差値が高い気がする。特に男子。
蛍「え〜っと、よろしくね〜!」
色素薄い系の、可愛い系男子が言った。
・・・こいつも、私のこと知らないのか?
もうじき知るはずだけどな。
ア「ああ、よろしく。…あっ、もしかしてオマエ…!!」
後ろの人物を見て、私はめっちゃ驚いた。
こいつ…昨日の…っ!
ふと、昨日のやり取りを思い出してしまった。
顔が熱くなったのが、自分でも分かる。
気づいたら、友樹が私の顔を見つめていた。
ア「っ……。何でもないっ!/////」
あぁっ、調子狂う…。
蛍「アイル、友樹は天然だから、何かしてても許してあげて…。」
牧野が苦笑いしながら言う。
ア「別に、何もされてねーよっ!!」
昨日のことと、急なアイル呼びに、思わず机にふせた。
蛍「本当に?」
ひょこっと顔を覗きこんできた。
こいつもっ…近いんだよぉっ!
たったの数センチしか、空間がない。
いや、牧野のさらさらした髪が、少し頬に当たっている。
ア「本当だっ!」
やや食い気味に言い返す。
蛍「アイルって、髪、もともと銀髪なの?」
ア「ああ。わりーかよ。」
このことでからかわれるのは、好きじゃない。
蛍「ううん。可愛いなぁって思って。」
ニコッと笑顔で、牧野が言った。
・・・・はっ!?
こいつ、可愛い顔して、なんつーことをっ!?
蛍「あ、照れてる?…可愛いすぎるんだけど。」
おいっ!?
耐えられなくなった私は、窓側を向いて、シカトする。
あぁっ、何なんだよ、こいつらぁっ!?
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーアイス
チョコバニラ
4人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
萠翔 - すごくおもしろかったです!! 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください!! (2021年8月27日 11時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - すごくおもしろかったです!! 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください!! (2021年8月27日 11時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - 華まるさん» うん笑笑 でも、すごい可愛い(( (2021年8月25日 17時) (レス) id: 206ab16665 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - 華まるさん» ありがとう!!あ、それはいちか天然だわ(( シルクって呼び方可愛い!ありがと! (2021年8月19日 10時) (レス) id: 206ab16665 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - ルーーなさん» ありがとおおおお(涙)初めてのオリジナルだから、そう言ってもらえると嬉しい!!ゆっくり頑張っていこうと思う!! (2021年8月16日 21時) (レス) id: 206ab16665 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シルクロック | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shirukurokku/
作成日時:2021年6月2日 16時