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「……チェーニャは…何者ナノ…？」
宙に浮かぶ紫の何かに どう接していいかわからず
とりあえず ツンツン、と触ってみる
あ、ふわふわ…
「あぁ、そういえば尻尾しか出してにゃかった」
そういうと紫の物体は消え 猫耳の生えた顔が浮かぶ
「っうわ…！」
あまりの近さに自分のとは信じられない声が漏れる
「にゃっははは！やっぱり間抜けだにゃあ♪」
チェーニャと名乗る青年は腹を抱えて笑った
「改めまして…A、どうぞよろしくぅ」
先程の出来事がそんなに面白いのか まだニヤニヤとしている
「…ドウシテ私の名前を？」
「メガネによく話を聞いてたにゃあ」
「メガネ…？」
私の知り合いに眼鏡をかけている人は一人だけ
「トレイのこと…？」
「そーそー、トレイ」
「……？」
「お前鈍感だにゃあ…話に聞いてた通り」
呆れたように 額に手を当て首を振るチェーニャ
「トレイが私のコトを話しテタ……？」
何を話していたんだろう
私は無能だって…？ 使えない奴だって…？
いつも誰かに頼って一人では何もできないただの人形だって…？
ぐるぐる、と頭に広がるマイナスな想い
トレイはそんなこと言うはずない とわかっていても
真っ黒くてドロドロした思考は晴れない
「Aは変な奴、だってにゃあ♪」
考え込んでいた私に届いた言葉は ゆっくりと脳に浸透していく
「……え…？」
「だぁから、変な奴だって言ってたにゃあ♪」
違う、もう一回なんて言ってない
嫌に間延びした 楽しそうなチェーニャの声を聞きたくなくて
疲れ切った足で地面を蹴ろうとした時
「おい、チェーニャ…言葉が足りなさすぎるぞ……」
待っていたけど 今は会いたくなかった人が立っていた
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あぶら菜 - やごさんさん» そうですか！この作品大好きなので、今後のお話や完結後の別視点のお話が凄く楽しみです。お体に気をつけながら、更新頑張って下さい。いつでも待っています(*^^*) (2021年5月4日 21時) (
レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
やごさん(プロフ) - あぶら菜さん» ご回答と共に優しいお言葉をありがとうございます（*'∀'人） 今はとりあえず書き直しをせず完結させて、別視点からのお話を書こうかなと考えています…！ 改めてコメントありがとうございます！ (2021年5月4日 10時) (レス) id: f63f01474c (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - コメント失礼します。質問を見ました。私的には、そのまま続けて欲しいです。でも、作者様が書き直したいのなら、それで別にいいと思います。いつでも更新、待っています(*^^*) (2021年5月3日 23時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
やごさん(プロフ) - K2AYEのYさん» ありがとうございます(*'ω'*) ぜひ創造させていただきます！！ (2020年12月31日 5時) (レス) id: 98966b80bd (このIDを非表示/違反報告)
K2AYEのY(プロフ) - マレウスとイデアの絡みが出来たら見たいです！！更新頑張ってください！！ (2020年12月25日 17時) (レス) id: 27ffa47357 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっとんさん(名前変更しました) | 作成日時：2020年7月17日 20時
