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息が上がって 呼吸が出来ない
足がもつれて上手く走れない
何故かそれがとても楽しくて
目的地も分からず 走った
ちらり、とケイトを見ると
「急がなきゃ�狃�王様�瓩房鵑鬚呂佑蕕譴討靴泙Α�」
なんて余裕そうに笑っている
「っ…はぁっ……じゃあ、モット…っ走ろ…！！」
その顔がむかついて 歪めてやりたくて
自分でももう限界なのに そんなことを口走ってしまう
それでもケイトの顔は楽しそうに笑うだけだった
どれくらい走ったか 気づけば辺りはバラの匂いで包まれていた
「…はぁ……はぁ…一体なんダったノ……」
腕を引っ張っていたケイトの姿は消え
ただ一人取り残されていた
「一応…寮内だよネ……？」
キョロキョロ、と見渡すも赤いバラと白いバラがまばらにあるだけ
何のために連れてこられたのか 見当もつかなかった
「こぉんなところで何してるのかにゃあ？」
頭上から間延びした声が聞こえ 視線をそちらに向ける
「どこみてんのー、こっちだにゃあ」
今度は真後ろに 声が移動する
「フッフフーン♪間抜けだぁねぇ」
ふわりと肩にぬくもりを感じ振り向くと
紫色の何かがふわふわ、と浮いていた
「！？」
「初めまして、俺はアルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカー♪」
「え…ナニ……」
宙に浮かぶ物体も 何が喋ってるのかもわからず口から出た言葉
その問いをどういう風に解釈したのか
「皆からはチェーニャって呼ばれてるにゃあ」
と、答えにならない返答が返ってきた
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あぶら菜 - やごさんさん» そうですか！この作品大好きなので、今後のお話や完結後の別視点のお話が凄く楽しみです。お体に気をつけながら、更新頑張って下さい。いつでも待っています(*^^*) (2021年5月4日 21時) (
レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
やごさん(プロフ) - あぶら菜さん» ご回答と共に優しいお言葉をありがとうございます（*'∀'人） 今はとりあえず書き直しをせず完結させて、別視点からのお話を書こうかなと考えています…！ 改めてコメントありがとうございます！ (2021年5月4日 10時) (レス) id: f63f01474c (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - コメント失礼します。質問を見ました。私的には、そのまま続けて欲しいです。でも、作者様が書き直したいのなら、それで別にいいと思います。いつでも更新、待っています(*^^*) (2021年5月3日 23時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
やごさん(プロフ) - K2AYEのYさん» ありがとうございます(*'ω'*) ぜひ創造させていただきます！！ (2020年12月31日 5時) (レス) id: 98966b80bd (このIDを非表示/違反報告)
K2AYEのY(プロフ) - マレウスとイデアの絡みが出来たら見たいです！！更新頑張ってください！！ (2020年12月25日 17時) (レス) id: 27ffa47357 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっとんさん(名前変更しました) | 作成日時：2020年7月17日 20時
