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December.29th.×××
今日も私は1人
普段では考えられない 静かな教室
気温と共に冷えている机に顔を突っ伏す
冷たくて硬い感触は とても心地よかった
考えつく暇つぶしもやり尽くし
ただぼーっと時間を無駄に過ごす
魔力増強の訓練や苦手科目の学習をし
すっかり頭は疲れていた
みんなは今頃どうしてるんだろ…
ふいに考えてしまうほど
1人の時間に飽きていた
急な強い寒気を感じ
窓の外を見ると雪が降っていた
真っ白い雪は
自らを純粋無垢だと主張するように
私を嘲笑うように 舞っている
いつまで経っても消えない
身体の不快感に嫌気がさす
私は あの人たちから逃れられない…
嫌悪と恐怖が次第に身体を支配していく
少しずつ思考が濁っていって
意識が暗闇に落ちてった
意識が浮上すると 部屋にいた
けど 私の部屋じゃない
「目が覚めたか」
その声は 威厳がありながらも優しい声
視線を動かす前に 視界には２つの角が見えた
「マレウス…」
「あんな所で寝るな…
風邪をひいたらどうする」
「……なんでいる…？」
呆れたようにため息をつくが すぐに笑った
「お前1人というのが心配だった」
「…国の人は…？」
「あぁ、
本当はもう少し早く戻るつもりだったんだが…」
「僕がいない間に色々とあったみたいでな」
困った顔で言う
マレウスが隣にいる それだけで安心する
弱くなったなぁ…
顔を覗き込むマレウスの首に腕を回した
「寂しかった…」
口から零れた言葉は きっと本当の気持ち
マレウスの冷たい肌は
私の体温でじんわりと温まっていく
「やはりお前は変な奴だな」
背中に回された手は
まるで子供をあやす様に優しくリズムを取る
その心地良さに また思考が濁って落ちた
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あぶら菜 - やごさんさん» そうですか！この作品大好きなので、今後のお話や完結後の別視点のお話が凄く楽しみです。お体に気をつけながら、更新頑張って下さい。いつでも待っています(*^^*) (2021年5月4日 21時) (
レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
やごさん(プロフ) - あぶら菜さん» ご回答と共に優しいお言葉をありがとうございます（*'∀'人） 今はとりあえず書き直しをせず完結させて、別視点からのお話を書こうかなと考えています…！ 改めてコメントありがとうございます！ (2021年5月4日 10時) (レス) id: f63f01474c (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - コメント失礼します。質問を見ました。私的には、そのまま続けて欲しいです。でも、作者様が書き直したいのなら、それで別にいいと思います。いつでも更新、待っています(*^^*) (2021年5月3日 23時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
やごさん(プロフ) - K2AYEのYさん» ありがとうございます(*'ω'*) ぜひ創造させていただきます！！ (2020年12月31日 5時) (レス) id: 98966b80bd (このIDを非表示/違反報告)
K2AYEのY(プロフ) - マレウスとイデアの絡みが出来たら見たいです！！更新頑張ってください！！ (2020年12月25日 17時) (レス) id: 27ffa47357 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっとんさん(名前変更しました) | 作成日時：2020年7月17日 20時
