↑の続きです。 ページ26
少年のような見た目の方がジャケットを脱いで頭に被せてきた。
薄「!?」
?「これで目を見なくて大丈夫だから、話して。」
確かに視界は遮られたけど。
?「僕だって、小さい時は守られてて、知らない国は怖いって教えられてきた。でも世界はさ、案外怯えなくていいんだよ?」
?2「戦いを生き抜いた国は他国が信じられねえ。ましてやこんな島国ならなおさらだべ。」
青年が顔を覗きこんできた。
?2「大きくなったべな。覚えてっか?」
薄「…ノルウェーさん…!?」
諾「あぁ。」
?「ノーレ、どういう事?」
諾「昔、俺がイギリスの所で過ごした時に少しばかり会った。薄桜、こいつは俺の弟だべ。」
?「アイスランド。よろしく。」
薄「よろしくお願いします…」
諾「昔はあんこがすまねえな。あのバカつええ国が気になったみてえだ。」
氷「あんこっていうのが、デンマーク。」
薄「は、はあ。ところで、どうしてお二人がここへ?」
英「俺が頼んだ。ノルウェーとは妖精が見える同士話す仲なんだ。お前の事を相談したら引き受けたいらしくてな。で、アイスランドも無理言って参加したんだ。」
薄「兄貴!他国に迷惑かけないでよ!私なんかほっといても良かったんじゃないの!?」
英「よくねえから相談したんだよ、バカ。良いか、薄桜。確かに俺は他国は怖いって教えた。だけどな、孤立はもっと怖いって気付いた。」
薄「身に染みます。」
氷「…」
バサッ。
薄「わあ!?」
突然ジャケットが取り除かれた。
氷「ほら、顔をよく見せてよ?…ふーん、笑ったら良い顔になるんじゃない?」
諾「そりゃそうだべ。」
氷「…じゃあこれ、資料。次の会議に参加するって、決めたらイギリスに連絡して。僕が迎えるから。別に、次の会議じゃなくても良い。次でも、その次でも、そのまた次でも構わないから。」
薄「は、はい。」
氷「それと…敬語うっとおしい。普通に話して。」
薄「…うん、わかった」
氷「(昔の僕に似てたから、ほおっておけない。)」
諾「(アイスも昔は他国を怖がったな…)」
案外怯えなくていいんだよ。
その言葉が私を変えた。
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イメージは空想フォレストです。
これがきっかけでアイスランドと仲良くなった 設定です。
(APH北欧)第一次花見戦争(ギャグ)→←マギ×APH アル・サーメンvs世界 番外編 薄桜の知らない世界(過去話)
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作者名:練エリ | 作成日時:2013年4月10日 18時