練エリのごった煮スペース。 (ページ25)

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マギ×APH アル・サーメンvs世界番外編薄桜の知らない世界（過去話）ページ25

WW2が終わる頃まで、私は自宅に籠っていた。眉毛から独立して以来、イギリスを倒したということで目立ち始め、デンマークやスペインと海上戦を繰り広げた。防衛したが、それに伴って友達も居ない。戦争はヨーロッパで起こり、常に中立というか面倒だから介入しなかった。今回も、兄貴と兄さん、マシューvs菊さんという構図なので中立だ。菊さんにはかなりお世話になったしな。
早い話、引きこもり生活。まあ他国に大した興味とかないし、それに、昔兄貴に聞いた話が絡み付く。
「自分の家から出たらな、侵略されて領土になって、惨めなんだぞ、本当に。」
服従とか嫌いだ。それなら自分が支配する方がよほど気分が良い。
兄貴に聞いたあの話だけは本当なんだと思う。
やがて戦争の時代は終わり、国際社会の時代になった。でもまだ、他国に心を開けない。昔は強がりを言っていたが、本当の私は臆病で、人見知りで、泣き虫。他人の目を見ることが怖い。射ぬかれるようで。睨まれるようで。
そんなこんなで、兄貴と兄さんとマシューと菊さん以外は受け付けない毎日。何度誘われても、他国と関われない。
人の足も途絶えてしばらく経ったある日。
いつも通り読書していた。すると、インターホンが鳴った。

男性三人、うち一人は兄貴。でも…
他の国…！しかも知らない国…！！
薄「どうしよう…！居留守使うか！？」
おろおろしている間にも兄貴のせいでずかずか入ってくる。
ついに自室の扉が開かれた…！
薄「兄貴！やめて…！やめろよ…！私が他国と関われないの知ってるくせに！兄貴が他国の怖さを教えたくせに！！」
次から次へと言葉が出る。身体中の震えが止まらない。
英「おい、こっち見ろよ」
薄「嫌！目…！目、見たくない！」
英「…こんな調子なんだ。お前ら、本当に大丈夫なのか？」
？「かなり重症だけど」
？2「…」
二人はゆっくり近付いてきた。