のんとぼくの１００日間〔赤〕

06 _ はじめてのお手伝い ページ7

望 side .








「はい、ただいま〜」


大「ただいまぁっ！」


「元気やなあ……。笑 あ、帰って来たら何するんやっけ？」


大「おててごしごしと、ぐちゅぐちゅぺー！」


「そうっ！正解！よし、洗面所行こ」








もう帰って来たらすっかり20時近く。




お腹空いたなあと思いながら、簡単なご飯を考える。








「大毅、もう夜遅いからさ、ご飯簡単なのでいい？」


大「だいき、なんでもいいよ！」


「ありがとう！……ほんなら残ってるご飯あるし、ささっとオムライスでも作るか」


大「おむらいすぅ！」








あ、そういえば洗濯物入れなあかんやんっ……！




うわあ、やることいっぱいやな…… いつもAに任せっきりやったもんな……








「大毅！パパご飯作ってる間、この洗濯物畳んだいてくれる？」


大「ん！だいき、きれいしとく！」


「ありがとう、助かるわ！ご飯待っててな」








男の子やのになんだかんだ手伝ってくれんのもほんまにありがたい。これもAのしつけのおかげやわ。








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とりあえず急いで野菜切って、ご飯と炒めて味つけて、卵で巻いてオムライスの完成！




味見してへんけど、まあ大丈夫やろ。笑








そしたらちょうどキッチンに大毅が戻ってきた。








大「のんちゃんっ！おせんたく、きれいできた！」


「おおっ、ほんまか！どれどれ？」








見に行ったら、まあなんとも絶妙な畳み方された洗濯物がズラーって並んでて。笑




うん…… 微妙やけど、せっかく畳んでくれたからこれでええか。笑








「大毅、ありがと。パパ助かったわ」


大「だいき、なんでもおてつだいする！」


「おおっ、頼もしいなあ〜！ほんなら、ご飯一緒に運ぼか？」


大「うんっ！」








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「「いただきまーすっ！」」







ご飯にありついた頃にはもう20:30ぐらい。




まだ初日やのに、もうヘットヘト。







こっからお風呂入れて明日の用意して……




ああ、夜はまだまだ長そうや……。笑








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