09 _ はじめての甘えん坊 ページ10
望 side .
それは、2人になってちょっと経った頃。
「大毅〜 幼稚園行くで〜！……大毅？」
あれ、何してんねんやろ。
いつもやったら飛んで来んのにな。
「大毅？なにしてんの？行くで？」
大「……いやっ、」
「ちょっ、どないしたん」
俺の方来たかと思ったら、膝にギュッとしがみついて動かへん。
なんや？珍しく甘えん坊期来たか？
「どーしたん。ママおらんくて寂しなってきた？」
大「……ちがう」
「じゃあなに？早よ行かな照史先生待ってるで？」
大「……のんちゃん、だっこ」
「え？だっこしてくの？……ほんま、どうしたん。笑 今日だけやで？……よいしょっ！大毅も重なったな〜！」
俺の胸に顔すりすり埋めて、思いっきり首に手回してくるからちょっと苦しいねんけど。笑
男らしくなったと思ったけど、やっぱり母親おらな甘えたくもなるか。
「忘れ物ない？」
大「ん……っ」
「はいはいっ、ほんなら行こか」
.
大毅が持ってくれへん荷物と自分の荷物、あとは大毅を抱えて幼稚園行ったら照史先生もびっくり。
桐「大毅くん、どないしたんですか。笑」
「いや〜、なんか今日甘々モードっすわ。笑」
桐「珍しいなあ、大毅くん」
「母親おらんから寂しなってきたんですかね？今週末にでも会いに行かせてみます」
桐「ママにいっぱい甘えさせたってください」
「はい。……よし、ほんなら大毅、下ろすで？」
大「……いやっ！」
「え〜？いやなん？照史先生おるで？」
桐「大毅くん、パパお仕事遅れちゃうから、先生んとこおいで？」
大「んぅ〜！」
「こーら、大毅。わがまま言わへんの。男やろ？」
�� 男 �瓩辰謄錙璽表个靴燭薺い砲垢鵑里�ちゃんとする大毅を俺は知ってんねん。笑
だからちょっとかわいそうやけど、無理やり先生に大毅を手渡す。
今日は早めに帰って存分に甘やかしたるから、ちょっとだけええ子で待っててな？
.
10 _ はじめてのおねつ→←08 _ はじめての読み聞かせ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいな(プロフ) - 更新待ってます…！頑張ってください！ (2020年3月28日 2時) (
レス) id: afce4b64e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - あやめさん» こちらこそ、いつもありがとうございます！楽しんでいただけるよう頑張ります◎ (2019年12月27日 8時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 続編ありがとうございます。楽しみにしています。 (2019年12月27日 7時) (レス) id: cc6a531d12 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - なつみさん» こちらこそ、前作からコメントもいただいてありがとうございます！一緒に3人のこれからを見届けていただけると嬉しいです◎ (2019年12月26日 1時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 続編ありがとうございます！前作が大好きだったので、本当に嬉しいです！3人のこれからを楽しみにしていますっ！頑張ってください！ (2019年12月26日 0時) (レス) id: 06910a2f85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：望穂
| 作成日時：2019年12月25日 21時
