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7話 過去 ページ8

その夜懐かしい夢を見た。









勉強が出来る訳でも出来ないわけでもなかった私が偏差値65の高校に受かり

この春から一人暮らし。

不安とワクワクした気持ちで真新しい制服に袖を通した





どうしてもこの学校に行きたくて

親の反対を押し切って入学した校門に足を踏み入れる





実家からも遠いから知り合いなんていなくて

廊下に張り出されている座席表を頼りにしながら自分の席に座り、ホームルームが始まるのを静かに待っていた




そしたら



「おれ 中間淳太。よろしくね」



って隣の席の男の子が声を掛けてくれて。





第一印象は 唇(笑) あとは………チャラそう

決して良いとは言えない印象だった




その後ホームルームまで暇やったからお互いのことを話した




つい先日まで台湾に住んでて私と同じで友だちや知り合いが居ないこと

父が台湾人でハーフなこと

運動が苦手なことなどいっぱい話した。




話すうちに印象も変わって

まだ会って1日目やのに惹かれてる自分がいて

もっと話したい

彼のことを知りたい って思うようになった




盛り上がってきた頃にタイミング悪くホームルームが始まって

いま会ったばかりの担任を恨んだ




その後は入学式や連絡事項いっぱいで全然話せないまま下校時間を迎えた。

明日はもっと話せるといいな


なんて思ってたら




「この後なんかある?よかったら一緒に帰らん?」



って誘ってくれた。

めっちゃ嬉しくて他愛もない話しいっぱいできて

出会って1日目で



「Aちゃん」

『淳太くん』



なんて呼ぶ仲になってた





気づいたら高校の最寄り駅に着いてて


どっち方面なんやろ、反対方向やったらここで別れるのか…


って寂しさを感じてたら





「俺の最寄り駅○○なんやけどAちゃん方向どっち?」

『え!私も○○!』

「一緒に帰れるやん!……もし良ければ明日からも一緒に登下校しいひん? 事情があって休んだり早退することあるから一緒に登下校できひん日もあるんやけど……」

『ぜひ、よろしくお願いします』




事情ってなんやろって疑問に感じたけど

それよりも一緒に登下校しようって言ってくれたことが嬉しくて

この時の私めっちゃ顔赤かったと思う。

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設定タグ:ジャニーズwest , 中間淳太 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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にゃん(プロフ) - 更新嬉しいです〜〜!!完結楽しみにしてます! (2023年4月6日 2時) (レス) id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - nagatakumikoさん» コメントありがとうございます!感想とっても嬉しいです…励みになります!頑張って完結させるのでまた感想頂けると嬉しいです(*´`)♡ (2023年4月5日 22時) (レス) @page26 id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 更新お疲れ様です。この作品読んでます。つづき楽しみにしてます (2023年4月5日 21時) (レス) @page26 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - カナコさん» ありがとうございます!!初めてコメント頂いてすっごく嬉しいです! 気まぐれ投稿になるかと思いますが最後までお楽しみ頂けると幸いです (2023年4月5日 12時) (レス) id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
カナコ(プロフ) - この作品大好きです、つづき是非まってます! (2023年4月5日 4時) (レス) @page23 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のん | 作成日時:2023年3月31日 15時

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